11月7日 泊港に夕暮れが訪れた。
そろそろ夕飯の時間である。
「どうしましょうか?」四人が私の方を見た。
「俺はSUBに訊いた大型酒店へ行って土産の泡盛を調達する。その帰りに適当なところで済ませる」
ファンダイブ組五名で酒屋へ行くこととなった。
船員会館からは2kmほどである。ダイビングは泳ぎはするが歩く距離は僅かである。
「運動には手頃な距離かな」
coolpix990を持って歩き出した。
・・・・・・
前方に笑顔の少女の大きなポスターが。
「おい、さすが沖縄だな。11月なのに小倉アイスのポスターが貼ってある」
「違いますよ、ぽーさん」
「・・・?」
「あれは、小倉アイスのポスターでは無いですよ。『**ありす』です。AVですよ」とO川。
近づくと確かに。・・・そこはレンタルビデオ屋だった。
『老眼がすすんでるな・・・』
・・・・・・
古書店があったので入ってみた。「めぼしい本は・・・?」と棚に眼をやった。
!。サブマリン707の単行本。・・・全巻・・・初巻だけが無い。
古書店のおばちゃんに訊ねた。初巻だけ売れたそうだ。
「駄目ですよ。ばら売りしたら。揃ってたら全巻買ったのに」冷やかしでなくそう思いました。
だいぶ前にモデリングした707CG
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大型酒店到着・・・スーパーマーケットのような店舗。フロア半分が酒、半分は土産物。メインは泡盛でいくつもの銘柄が展示されていた。
泡盛を物色していたら店員が近寄って来た。
看板娘!。歳の頃なら二十代前半か?。
看板娘の一押しがこのブランドだった。
「本当においしいですよ。私、嘘言いませんから」
試飲無しでは泡盛の旨い不味いは判らない。もっとも試飲しても判るはずはないが。
土産用なので実のところなんでも良かった。
「本当においしいんですよ。私、本当に、嘘言いませんから」
「・・・あなたにだったら 嘘 つかれてもいい」
「・・・エッ!」
予算は¥5,000だった。古龍¥4,680を購入することにした。
「では、これを持って」とcoolpix(D100を置いて来たのが不覚だった)を構えた。
看板娘は泡盛の箱を抱えてにっこり。
「もし、『美味くなかった』と言われたらこの写真を見せて、この娘の所為だと言うから」
「・・・・・・・」
※モザイクをかけずに掲載したいところだが・・・。ちょっと残念。
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帰路、道沿いの沖縄蕎麦屋で夕食。
午後八時を廻った頃、講習組を集めた。明日は学科試験である。補講。
最終便で川S到着。明日のファンダイブは六名となる。
つ づ く
※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
年代順となってます。