想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

血に流れるもの

2011-10-23 17:11:33 | 日記
〔伯母が来る〕


突然、母方の伯母夫婦が、父の見舞いにきてくれた。
またしても妹がいない家で、
大急ぎで掃除したり、布団出したり、
もう大変慌てたけど。

伯母に会うのは嬉しい。
母にそっくりな顔をしていて、
母と話しているような錯覚を起こすほどだ。

私と同じ鬱を持っていて、
同病相哀れむというんで、
辛いことも話あえる。

辛いこと‥泣きながら、沢山はなした。
でも。伯母も私も、前回会った頃より、
だいぶ笑うことはできるようになっていた。
少しずつ治していけばいいよ。
焦ることないよって、話した。




〔血系〕



母方の兄弟姉妹、そしてその子孫は、
精神面が脆弱で、なかには明らかに「狂っている」ひとも多い。
驚くほど多い。
呪われた一族なんか?って勘ぐるほどに。
それでもって、気管支系と耳が弱く、
私はその血を、律儀に全て受け継いでいる。

父方は、ガン体質で、
夫婦として添い遂げられないという、
悲惨な運命をひきずっている。
女性はその子供達も、次々離婚する。
だが、たくましい。

私はその運命も受け継いでしまったが、

世界から愛を還元したくば、ひたすら与え続けること、に気づいた。
伯母もそれに今気づいていて、
人の縁の不思議さを語っていた。

だから、殺したいほど憎い相手に、
泣きながらも手をついて謝り、
笑顔を作る。
例え自分が悪くなくても、
相手の勘違いでも、
ひたすら謝る。
そして、相手の心を変える魔法が発動するのだ。

笑顔の魔法。愛の魔法。
伯母とは、不思議な話も真顔で話せるので楽しい。
コメント
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