さよなら、２０１１。

〔総仕上げ〕


年明けは、よく、
「あれ、‥今年何年になったんだっけ？」と繰り返し、
先月まで繰り返していた。気がする。

来年は１２年。
娘が産まれて、ひとまわりしちゃった。
ミオは年女になる。
辰年にしては大人しすぎる娘が、
来年はなにを見せてくれるだろう。
私はなにを見せてあげられるだろう。
父はどうなるんだろう。
日本は、どうなるんだ？

今年、一番記憶に刻まれたのは、
大地震と、娘と姪の大怪我。
怪我は一ヶ月で治ったが、
震災の傷は、何年もひきずるんだろうな、日本は。
昨夜はひとりで震災の特集見て、号泣してしまった。
なんか哀しかった。
こんな現実があるなんて、悪夢みたいで。

津波は、想像を超えた脅威だった。
いつも、海辺には住みたくないって言っていて、
結婚してた時代は、海好きの旦那が、
「そんな大津波くる確立少ないよ」なんて会話してたけど、

来るときは、来るんだね。

本当に悪夢で見るような、光景だった。



東海大地震もいつか来る。
長野県南部は、警戒区域に指定された。
きっとここも、揺れるんだろう。

でも、来年は待って。
まだその時は来ないで。
私たちをそっと生かして欲しい。
懸命に闘っている人を、生かして欲しい。

今は、そんな想いでいっぱいだ。



皆さんの幸福を祈ります。

さよなら、２０１１年。