想い事 家族の記録

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気がゆるむ…

2012-11-23 19:59:35 | 日記

ダンナサマの呼び出しベルには素早く反応するのに、
今朝は目覚ましにも気づかず、
起きたら9時半。
自分だけ支度すればいいので、
出勤には間に合った。

小雨のなか、カメラの現場。
終えて家に帰れば、
子供たちがコタツでくつろいでいた。
私も自分の食事を済ませ、
少し本を読んで、
そのままコタツで眠ってしまう。

ダンナサマに眠りを中断されることもなく、
この先のお世話もない。
夜のベッド移動だけで、どれだけ神経をすり減らしていたか判る。
このまま、こうしていたいと想った。
ダンナサマには生きていて欲しいけど、


…なんか、疲れた。

入院していれば、一日テレビ代100円だけの、
ダンナサマの生活。
私たちは何もせずに、自分の生活を送れる。
家にいれば、
はんぱない灯油代。電気代。
食事、排泄、マッサージ、体位交換…
ダンナサマの気持ちに変えられるものはないのだけど。
なんかお金かけて苦労しているってなんなの、と想ってしまう。
ダンナサマが怒鳴り散らせばなおのこと、
モチベーションが下がってしまう。

辛い。

子供たちが、ため息をつくのを見るのも辛い。
想うようにでかけられないのも辛い。
今年の忘年会、妹はまた泊りがけで行くというので、
少し云いあいになった。
なにも泊まりで行くことないじゃない?
子供もダンナサマも丸投げで。
去年は良かったかも知れないけど、
今年はダンナサマの容態も大分違うのだし。
でも、そこは譲らないらしく、妹は話題を断ち切った。
私の忘年会とバッテイングしたらどうするの?
と聞いても、無言。
まあ、好きにすればいい。
私が自分の忘年会を断ればいいだけのこと。
別に行かなければクビになるわけでもあるまいし、
家の事情なんだから仕方ない。
あの重いダンナサマも、
最近は夜になると体力も尽きて、
いつ車椅子からひっくりかえるか判らない。
子供たちには重荷だろう。
私は、見て見ぬふりはできない。
損な性格かもしれないが仕方ない。


とりあえず。
ダンナサマ不在の時は、
精一杯、子供たちのことをしてあげよう。
今日の夕飯は、
あんかけやきそば。
ぎょうざ。
トマトのサラダ。
ゴマ豆腐。

生協が来たんでいろんな食材がある。
嗚呼このめばちまぐろは、ダンナサマの好物で買ったんだっけ、とか、
つい、ここにいない主を想ってしまう。

コメント
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