想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

一日目。

2013-07-26 16:51:54 | 日記

〔夏季休暇〕

今日と明日は部活も休みということで、
父がデイケアに行っている間、
娘と近所の雑貨屋さんに行き、
冷たいものと甘いものでお茶をしてきた。
休み中に会う従姉と、
姪っ子のお別れにあげるプレゼントを買う娘。
姪っ子は朝から友達と出かけていった。
上田市内か、佐久に出ないと、若い子が遊ぶ場所がない。



今日もトマトが採れた。


それから、ローズマリー水を新たに作ったよ。



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生活苦。

2013-07-25 12:28:01 | 日記

事態は思ったより深刻だった。
資金繰り。
まだ7月は終わってないから結論は出せないけど、

来月の食費が5000円しか枠がない。

今月はどうにかギリギリ妹に何度も頼んで入れてもらったものの、
生協の請求とか、
一か月遅れなんだよね。
今月払わないとか云って、
来月までこの家で暮らすとなると、
二か月分の食費を私と父が払うことになる。

何故、親を置いて出てゆくひとに、
協力しなきゃいけないんだろう。
美容院も行って、旅行も行って、
飲み会も行って…
余裕あるじゃん…

そんで、引っ越し先での生活費もないなんて、
こっちは知ったことではない。


父に、5000円しかないよ…と相談したら、
イラつかれてしまった。
「俺の金を使えばいいじゃないか!」

って、したくないから悩んでるのに。
いや、病人に相談することじゃなかったね。


今日の父はイラついている。
ラジオをいつも楽しんで聞いているのに、
今日は「やかましいから消せ!」と怒鳴る。
接していると、次第にイライラが増すようで、
最後は私が逃げるように父のそばを離れる。
腹を立てているひとに、何を云っても無駄だ。
一人で冷静になった方がいい。
一方で、私はひとりになるたび、
「ふえええ…」と力なく泣いた。
5分程で涙は止まるが、何度も同じことを繰り返す。
精神がバランスを崩そうとしていて、どうにかそれで保っているような気がした。
泣くと冷静になれる。

娘が一学期を終えて帰宅。
姪っ子は、信州での学校生活を終えて戻った。
背中をあぶられるような熱を伴う焦燥感。不安。恐怖。

…恐怖。何かが怖い。

気づけば、満月が過ぎていた。

今回はイライラがなかったな。
財布の浄化を怠ってしまったか。
新月まで、持つかなあ…。



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自覚の果てに。

2013-07-24 17:56:25 | 日記

雨になった。
約束していた仕事に、猛然と出たくなくなり、
父のこともヘルパーさんに頼んで、
ギリギリまで、
布団に入っていた。
そしたらいつの間にか、雨が落ち始めて。

仕事中止の連絡。

こんなことじゃ、いけないのに。

父はデイケアだったので、
介護ベッドに寝転んで、
時間が過ぎるのを、恐れた。

安定剤を、4回分飲んだけど、
眠気もこない、
胸の苦しみも薄れない。

詐欺め…。

私を眠らせろ。
あといくつ飲めば、眠れたんだろう。

ふいに涙が溢れてきて、
「ふわあああああ…」と、力なく泣いた。

涙が、すごく熱くて、驚いた。
熱い涙が、おもしろいくらい流れた。


いつもの生活が、このまま続いたらいいのに。
贅沢もしないし、
もう欲張ったりしないよ。


…神様。


神様のような友人がメールをくれた。
また、泣いた。

…神様。

もう時間が、あまりないよ。


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迫りくるもの。

2013-07-23 12:40:23 | 日記

〔新月魔法〕

昨日あたりから、じわじわ効いてきた。
失ったと想っていたものが戻ってきたり、
それでどれだけの時間をやりすごせるか判らない。
ありがたいなあ。

選挙による株価の変動は、
思ったほどではなかったが、
私の場合、25日がネック。
まあ、ダメならダメで、持っていればいいわけだから。
多分、世界がひっくり返らない限りは安全圏だと思うのだ。

どうにか。
どうにか、娘の将来につなげないと。

昨夜、失う夢をみた。
何かを失う夢。
何かは思い出せないけれど、

まるで、やっと自覚に至る、今日を予感するかのように。

少しずつ、何かが狂い始めていた。


〔不調〕

姪っ子が、ついに体調を崩した。
私が作って差し出す食事に手をつけなくなって、
どれくらいたつだろう。
夕飯は全く食べない。
朝食は、半分くらい。
持ってゆく水筒のお茶も残してくる。
毎日こんなに暑いのに。

一週間?
10日?

妹は、接骨院には連れて行っていたが、
内科に行くべきだと話したのは、一昨日くらいだったか?
どれだけ食べないか。
見ていないから判らないのだ。
朝も寝ていて見てない。夜もいないから、見ていない。
昨日、夜家にいたから、
彼女がどれだけ食べないのか、把握したのだろう。


そして今日、体調を崩して早退してきた姪っ子を、
やっと、病院に連れて行った。

この頃、笑ってくれない。
食べてくれない。
どこかへ行ってしまっているような、背中。

中学卒業まで、ここに置いておくべきじゃないのか。
という話はもうとうにしていて、
やはり母親と一緒に行くという気持ちは確かだったから、
今さらそれも云えないし。

でも、転校って、ストレスになるよね。

私の所為だ。

私がこんなだから。

これは、大人の責任だ。

何故、こんなことになったのだろう。

ごめん。
ごめんね。

転校は嫌だって、泣いたんだよね。
ここにいさせないようにしちゃったのは、



私の所為。

私が、妹を赦せなくて、
父を看てくれない妹を赦せなくて、
耐えられなくて、

云ってしまった。


「出ていけ」と。

一度放った言葉は、取り消せない。

介護も、育児も、家事も、仕事も、
全て受け入れるほどの思考でいられたら、
このたびの騒ぎもなく、
引っ越しの話も出ずに、

また別の結論に達せただろう。

今ひとつ、大人になりきらなかった、私の責任。
それに、
いつまで、自分を偽っていられるの?

しっぺ返しに、
私は失うのだ。あの子を。

娘と同じように、時間を共に過ごした、あの子。

いなくなってしまう。
もうじきに。



















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狂気に陥らない。

2013-07-22 17:35:01 | 日記


さまよう刃。
寺尾さん、泣かせてくれる。
気がふれてもおかしくない状況で、
人間の、極限の、神にもまさる、慈愛を見た気がした。
ネタばれ防止のためあまり書けないが、
「死刑はあり?」と、深く考えさせられた。
狂気に陥ったら、人は人間であることを見失ってしまうのか。
東野さんの原作も読みたい。

今日も、人間て何だろ…という疑問に振り回される。

〔雨が落ちて〕

朝、一時間ばかり庭の草取り。
あまりの汗に、中断する。
庭は今、ゴミの山。
早く、シルバーさんに頼んで、ゴミを始末しないと…。
夕方近く、どしゃぶりの雨。

〔かの人と話す〕

昨日、かの人から電話があって、
娘の夏休みはどうするのかと問われた。
休み前半は部活動。
お盆近くに埼玉に行く旨を告げる。
新潟に行こうと誘われるが、
娘にその気がないことを話した。
もう、一緒に出かけてはしゃげる歳じゃないことも、
どちらかといえば、自分の世界に夢中になっていることも。
「もう、私にも甘えてこないし、
私たちにできることは、遊んであげたり、ゲームを与えることではなく、
進路の幅を広げてあげることじゃない?」

と、云うと、

「そうだな。頑張ってお金溜めないと」
「そう、頑張って」
期待はしないけど、その気持ちを失わないで欲しいと想った。

〔まよパン〕

続きを借りてきてくれた、娘。
私は、今日4本も映画見ちゃった。





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