ここしばらくは週末の大雨やら車の修理、雷被害の後始末で山歩きから遠のいて
いたが、ここらで山歩きを再開しないと体調不良になりそうなので山歩きを画策。
富士山歩きの区切りをつけるためプリンスルートの登り行程を歩くことにしてみた。
今までのプリンスルート歩きは御殿場口山頂からの下りが三回程、いずれも
天候不良により宝永山の山頂へは到達していない。
また、プリンスルート経由での富士山登頂に要する行程時間も興味がある。
宝永山は午後になると雲に巻かれることが多く、火口縁の強風も侮れない。
宝永山に登るなら早朝が気候条件が安定して適当であろうと判断し、午前中の
プリンスルート行とした。
これはH25年10月4日(金)の記録
富士宮口の新五合目へ午前6時30分に到着、外気温は8℃。
新五合目までの富士山スカイラインの道のりは鹿やらカモシカが道路脇に多数
出現。 途中で見た「動物注意」の道路標識に実感あり。
駐車場は平日ということもあってか閑散としている
午前6時52分:富士宮口新五合目を出発
新六合目の雲海荘は臨時休業…午後の下山時には開いていた。
標高:2,500m
午前7時20分:第一火口縁分岐に到着
標高:2,470m
道標と分岐点からの第一火口底
火口底から山頂へ向かうプリンスルートを見る
標高:2,440m
規制されている登りルートを山頂側から火口底方向に見る
火口底からの登りは結構キツイ、砂礫をストックと下山者の踏み跡を頼りに
歩くのであるが、火口底を蟻地獄とすれば登山者は這い出るアリのよう。
山頂手前の山頂へ分岐する登りルートは路面が締まっているので問題なし。
午前8時16分:宝永山頂に到着、気温は8℃、風強し、体感温度は0℃。
標高:2,693m
・新五合目からの行程時間は1時間24分…体力を使い果たした感あり
山頂の南側は急峻な崖、山体変動観測装置とやらがあるが朽ちているような
宝永山頂からの富士山・・・宝永火口が大きく拡がる
午前8時30分:宝永山頂から御殿場ルートの登りへ向かう
下り六合近くの御殿場登りへの分岐
左側が下りルート、画面中央の下から上へ向かうのが登りルート
今まで設置されていたプリンスルートの案内看板は撤去されていた
過去の参考写真:
観光登山シーズンが終わったため、同類の案内表示は他にも外されている
下り六合から御殿場ルート登り行程は後編にて・・・
※富士山の観光登山は冬山の規制がされています。
経験、装備の不十分な山登りは慎んでください。
赤色のルートが今回のトラックデータでプリンスルートの登り行程。
黄緑色は8月30日(金)のトラックデータでプリンスルート下り行程。
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
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