PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

H29年 毛無山の歩き始め

2017年02月11日 18時43分20秒 | 富士山を見る

 H29年2月10日(金)の午後2時30分、ふもと原のキャンプ場の状況を伝えるカメラ画像は
雪原の拡がりを見せる。 この30分前の画像では残雪が所々に見られる状態であった
のであるが、天候急変である。  午後3時の本栖みちカメラは‐1.6℃を記録している。

 翌日に毛無山塊からのダイヤモンド富士ビューを計画していたが、この状況では積雪で撮影地
に到達するのは困難?・・・ということで、ダイヤモンド富士ビューを断念⇒日中の雪山歩きへ。

【H29年2月11日(土)祝】の記録
 駐車地を目指す未明の国道139号の気温表示は-10℃、厳しい冷え込みが予想されるが
路肩の積雪は少ない。
 到着した駐車地での車載の外気温計は-9℃を表示。心配した積雪量は5㎝未満。
クルマを前後、左右にこまめに動かしてで駐車地の積雪を圧雪してから車外に出る。

 薄暗い駐車場を足元を照らしながら歩き始める。
三合目付近にて気温は-5℃、東の空が明るくなるとともに気温は上昇傾向な感じ。
行動に伴う発汗で寒さよりも熱さが勝る状態となる・・・防風ジャケットを脱ぐ。

 当初予定どおりであればダイヤモンドビューが見られた時間である。
 
 富士山頂の東側に雲が湧きあがっている  この状況ではダイヤモンドは輝かない

 さらに進んでレスキューポイントに到着するが、あまりの熱さに
アームウォーマ,フリースのベスト,ネックゲータ と保温装備を脱ぐ 予想外の展開となる。

 五合目通過は午前7時50分

 雪は少ない

 往路の富士山展望台ビュー

 富士山、ふもとの朝霧高原、ともに積雪は少な目

 毛無山頂到着は午前9時15分
 

 富士山頂には柔らかい感じの雲が湧き上がっている

 樹氷復活

 毛無山頂から最高標高点へ向かうルートは踏み跡なし
無雪期のルートを思い出しながら大見岳へ向かう 積雪期の直行ルートを踏むのは敬遠しておく

 こちらも積雪は少な目
・・・が途中の木々の枝は雪をまとって垂れ下がり、背中のスノーシューに雪をためこむ

 遅めの朝飯を食べながらの富士山ビュー

 笠雲になりかかり?の雲が富士山頂にかかる
天気予想では風速10m前後の北西の風であったが・・・無風 木の枝に掛けた空のレジ袋は動かず

 気温は山頂の日なた部分では0℃~5℃、稜線の木陰で-8℃ぐらいの展開
朝飯後に滑り止めのアイゼンを外す  途端に今まで何の苦も無く歩いた稜線の斜面を滑りまくる
・・・アイゼンの効用を再確認

 今日の大見岳への踏み跡は後続のハイカーと合わせて二人分のみ

 この時間帯の稜線歩きは久々、太陽光を反射する雪原からの光がまぶしい

 毛無山頂から午前10時42分に復路行程の開始
下り行程の気温は0℃~5℃で推移。
 陽当たり良好の下山行程、朝方にあった積雪は消え、落ち葉を踏む歩きが多くなる。
午後0時55分 駐車地へ帰着、気温は2℃

 スノーシューを携行しての山行であったが、無用なものを背負っての山行鍛錬の感あり。
少々お疲れ感の山歩き 

 いつものこの時期、はさみ石の上部区間は凍結していることが多いのであるが、今回は
凍結なし。 富士山頂の冠雪も少な目。 今年は春が早いのか・・・?

 end

コメント
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