PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

2019 初冬の雨ヶ岳を歩く ダイヤモンドビューチャレンジ

2019年11月12日 22時36分58秒 | 富士山を見る

 秋のダイヤモンドシリーズ(ダイヤモンド富士)は後半戦に突入。
今回は二日連続で候補日がある。  毎度、気象条件と自己都合のAND条件
で観測日程を決めるのであるが、観測日初日は直前に低気圧の通過となる。

 低気圧通過後の初日か、一日ずらしてその翌日にするか・・・ 経験則では、
雨の翌日は霧(雲)が出て富士山ビューには不適という判断 ・・・となるが、
気象衛星の観測画像を確認すると水蒸気と雨雲は次第に 東へ流れ去りつつあり、
新たな西からの水蒸気の流れは無し。
 少々不安ではあるが、低気圧通過直後の初日を山行日と決定する。

 平日の山行、往路の高速道路は深夜・早朝割引にてゲートを通過する。
駐車地は前夜に降った雨で少々泥濘みができている。
 泥濘みの無い駐車場所を探すのに少々手間取り、10分程のロスタイム。
早朝の山行なので行程時間に+30分の余裕時間を見込んであるが早々に
余裕時間の食いつぶしとなる。

 自宅出発時の気温は14℃、駐車地の気温は8℃。 林の樹間から満月に近い月
が時々見えるが、路面を照らす明るさには物足りない。
足元照明、遠方照明とライトを二つ装備して駐車地から端足峠へ向かう。

 沢の渡渉点で気温は10℃、林の中の歩きは風を感じず。

 端足峠へは駐車地から1H02Mの行程時間で到着、気温は7.5℃
峠では北西の風が吹き抜け体感気温は下がる。 熱いい紅茶で小休止。
10分程度の休憩の後、雨ヶ岳に向かって出発する。

 雨ヶ岳山頂へ到着時の気温は3℃、富士山方向に展望を妨げる雲無し。
 
 駐車地からの行程時間は2H29M
早朝ハイクということで見込んだ+30Mは見込み外れの結果となる。
北西の風は天気予想の10m超ではないが、体感気温を充分に下げる風速。
風除けのジャケットを着用しダイヤモンドタイムを待つ。

 明けゆく空、富士山頂の積雪が見え始める

 朝食タイム、冷えたカラダを温める保温水筒の生姜紅茶になる

 やがて山頂に輝きの序章
 

 サンライズ

 ダイヤモンドビュータイムは終了、
冷えた身体を内側から温めるべくタカデッキを目指す。

 タカデッキへは雨ヶ岳から33Mの行程時間で到着、気温は6.5℃
  

 富士山頂西面の冠雪に陽光が当たり始める


 雨ヶ岳~タカデッキ間の紅葉は大半が落葉

 唯一残っていた紅葉

 再び雨ヶ岳に戻る
 
 気温は8℃、風除けジャケットを脱ぎ下山行程の開始。

 雨ヶ岳山頂から下り始めて左手に見えてくる竜ヶ岳

 竜ヶ岳山頂に向かう笹原を抜けるトレイル、手前の木の枝と見分けが付きにくい

 下山行程、時間経過と共に冠雪の陽当たりが良好になる富士山頂

 今日の富士山LastView
この展望地点の手前でネックゲーターを外す

 前日の低気圧通過で冠雪が増したようである
 

 雨ヶ岳山頂~端足峠間の紅葉は僅かに黄葉を残すのみ

 端足峠では陽当たり良好、気温19℃
ここから根原地区への下山区間は杉の人工林が主となり、色づく広葉樹 は無く
紅葉は期待できず。

 割石峠への分岐を通過したあたりから広葉樹林が広がり
 
 この時期ならではの紅葉の世界が見られる

 の盛期
 
 紅葉の林の中では歩が進まず・・・ゆるりとした下山となる。
渡渉点の沢の水は前回比で激減、流れはあるが勢いは無し。

 無事に駐車地へ戻る、気温は15℃
ダイヤモンドビュー、冠雪した富士山、山裾を彩る紅葉・・・
充実した山行に気持ちはスッキリ、発・着の行程は約9時間(9H01M)。

 帰路の気温は富士宮市内で22℃まで上昇、帰宅時は23℃
本日の全行程を無事に終了、無事故の一日に感謝。 少々眠い感あり。

UP :2H29M+33M
Down:42M+2H49M

end

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コメント (2)
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