この記録は毛無山(天子山塊)の山頂から地蔵峠を経由して下ったときの記録である。
麓の駐車場から毛無山頂への登りの記録は前編にあり。
【平成25年10月12日(土)の記録】
午前11時10分:毛無山の山頂から下山開始
午前11時18分:直登ルート、地蔵峠ルートの分岐を通過
山道は落ち葉が雨に流されて路面の堆積しやすい箇所に集まり山になっている。
しばらく緩やかな下り道が続く。
午前11時22分:標高1891m地点にて倒木地点を迂回して通過
標高1850m付近から斜度が少しきつくなり、路面も滑りやすい。
午前11時44分:富士山が展望できる地点を通過
標高:1730m近辺
手前でコースが二手に分かれているが、谷側のルートを選択すると展望地点へ出合う
午前12時03分:地蔵峠に到着…第二地蔵峠?
標高:1560m近辺
ここから下部へ抜けるルートが現行ルートか。
金山遺跡と謳われているが、見渡す限り何処にあるかは全く分からない
地蔵峠は二つあり山梨側の説明では第一と第二と呼び分けられているとか
毛無山から下ってきて最初の地蔵峠が第二地蔵峠ということになる
第二地蔵峠からの富士山展望
午前12時09分:第二地蔵峠を出発
第二地蔵峠から第一地蔵峠へは一山越えることになるが、この道が狭いうえに
両脇から笹が迫ってくる状態で少々心細くなる道筋である。
午前12時16分:第一地蔵峠に到着
標高:1520m近辺
下部(しもべ)への矢印があるが見た限りでは廃道である。
道標と双体石仏、新しいお地蔵さま
午前12時24分:第一地蔵峠を出発
第一地蔵峠から麓方向へ下るところは一気に高度を下げる感じの道が続く
路面は岩が砕けて出来た煉瓦、コンクリートブロック大の石が一面に拡がっている。
山の上から崩れ落ちてきたとは思えない散乱状況である。
午前12時39分:水場を通過
標高:1380m近辺
ロープを伝って降りた先に水場と出合う
この水場が源頭部となっている沢を10~15m程下ったところを対岸の
山側へ登る行程となるが、この対岸へ登る箇所が分かりにくい。
気づかずに沢を下っていくと予期せぬ沢下りコースに迷い込む可能性あり。
午後1時07分:金鉱石を焼いた窯跡を通過
標高:1310m近辺
窯跡が三箇所程確認できたが、原形を察するに石積みの大きなカマド
という感じか。
午後1時17分:水が流れる沢を渡る
標高:1210m近辺
渡り切った対岸から渡渉ルートを見る
ここから先、大きな沢(水あり)を渡る箇所が三ヶ所程あるが、下流へ行く
ほど沢の幅が拡がり、渡る先のルートを見失いやすい。
とくに沢が二本並行している箇所では中洲を下るのか、対岸へ渡るのか迷った。
踏み跡、マーカーテープが無いので状況判断を誤ると予期せぬ沢下りとなる。
午後1時22分:大きな沢を渡る
標高:1170m近辺
午後1時50分:比丘尼の滝を通過
標高:980m近辺
比丘尼の滝の案内看板と、看板なしの比丘尼の滝の図
午後2時14分:駐車場へ到着
・下り行程時間:3時間04分(休憩、写真撮影時間含む)…直登ルートの登りと同じ
第一地蔵峠から麓までの道筋は沢沿いに谷間を下るのが主であり、直登ルートが
尾根筋を登るのとは対照的なコースである。
谷沿いでのハンディGPSの受信状況は衛星をロストすることがなかったのが今回の
救いであった。踏み跡なし、マーカーテープ無し、GPSがNGの状況であったら道迷い
で下山に苦労したかもしれない。
H25.10.19 誤記訂正
今回の登り~下りのルートは以下のとおり、赤矢印は沢を渡る箇所を示す。
※元図は国土地理院「ウォッちず」から転載
H26.4.29
Blog移転に伴うHTMLの不具合を修正
end
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