天候不順で先週は山歩きから遠のいていたが、今週末は久々の冷え込みと共に晴天予想である。
年内に未踏の山域を減らしたい・・・ということで安倍東山稜の最南端?に位置する山、竜爪山を選んでみた。
安倍奥に向かうときにはこの山を右手に見てクルマを走らせるのであるが、なぜか山行のきっかけ
がなかった山である。。
この山は標高が約1000mの双耳峰、国土地理院の山地図を見ると山頂に向かう道筋は複数ある。
先週の万二郎岳、万三郎岳の行程は標高差も少なく、今一つ山を歩いた感がなかった。
今回は歩きの起点を標高106m、竜爪山(文殊岳)の山頂1040mと、標高差900mの行程を計画する。
【H27年12月19日(土)の記録】
新東名の新静岡ICを降りて県道へ合流する。
午前06時20分:駐車地へ到着、気温は4℃。
晴天ではあるが時間の割には薄暗い。山に遮られて太陽の光が届くのが遅い感あり。
午前06時48分:明るくなるのを待って東海自然歩道を目指して歩き始める。
歩くこと数分、上り坂のところで道標を見い出す
住宅街を抜け、茶畑の拡がる傾斜地へと続く舗装された農道を歩く…上り坂が続く。
午前07時23分:舗装された農道を離れて荒れた路面の山道へ進む 気温は1℃
掘割りのような道が暗い杉林の中に続く。
地理院の地図では、もう少し先まで舗装路を進んでから山道へ合流するようになっているが、道案内の
表示に従って歩く…杉林の中で道脇に立てられている道標を見つけて一安心。
暗い杉の木立ちの中を歩くこと約30分、気温は3℃であるが行動に伴う身体の発汗が多くなってきた
ため保温用の上着を脱ぐ。
午前08時07分:ベンチが設置された地点へ到着 標高550m近辺
小休止10分程
進行方向と逆の方向に不動の滝?への案内有り
午前08時22分:舗装路に出合う
地図には載っていない想定外のコンクリード装路、クルマが通った痕跡は見られない。
午前08時50分:鉄塔の基部を通過、ベンチあり
この先に中電の道標?、分岐が散見される。 巡視路を兼ねているのか、支道が多い感あり。
午前09時08分:若山(844m)を通過
「若山」こんな山があるとは・・・知らなかった
ここから想定外の標高差100m下りが始まる
地図上では稜線歩きなので展望を期待したが、枝葉が蜜に重なった杉林の間を抜けていく道筋のため展望はNG
午前09時14分:若山北分岐を通過
桜峠?
午前09時22分:行翁山(759m:ぎょうおうさん)・・・これも知らなかった
通過点は実際のピークから20m程低いところにある。山頂はもう少し南東に位置している。
地理院の山地図では山道は山頂を通過しているが、現況は西に下がったところを通過。
午前09時27分:巡視路分岐? 則沢分岐?を通過
午前09時43分:鉄塔基部を通過
午前10時00分:則沢分岐を通過
道標に則沢分岐と書かれているのでコレが本物?
午前10時10分:文殊岳に到着 気温は4℃
富士山の展望は・・・
駿河湾越しに伊豆半島が見える。 ここで30分の休憩、昼食タイムとする。
次第に穂積神社の方向から上がってくるハイカーで山頂が賑わう…お達者クラブで占拠された感あり
午前10時40分:文殊岳から薬師岳へ向かう
午前10時51分:薬師岳(1051m)へ到着
薬師岳の山頂は「昼なお暗き」という表現がぴったりの陽当たりの悪い環境である。
午前10時56分:薬師岳から復路スタート
午前11時09分:文殊岳を通過 気温は7℃まで上昇
再度、杉林の中に入り日陰歩き・・・標高を下げるが気温も下降・・・4~5℃を維持
午後01時31分:駐車地へ戻る 気温は11℃
下り行程時間:2時間35分
予定した行程時間を超過してしまった歩きであった。 事前調査不足の反省しきり。
運動量に不足はないが富士山展望は何とも中途半端、今年の歩き納めと思ったが如何に?
予想どおり竜爪山のハイキングルートは穂積神社方向からのハイカーが圧倒的多数。
今回の起点とした牛妻地区から東海自然歩道を経由して竜爪山を目指すハイカーは少数派のようである。
標高データの実績は以下のとおり
次回この山を目指すとしたら春先ぐらいまでがベストかもしれない。 夏は大量に虫が発生しそうな山域である。
end
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山地図は地理院地図(電子国土Web)です。ハンディGPSにインストールしている地図も同様です。
http://maps.gsi.go.jp/?vs=c1&z=16#15/35.086122/138.403284
ご質問の答えになっていますか?
竜爪山は地元では人気のあるお手軽なハイキングコースのようです。
穂積神社経由のアクセスが多い印象がありますが、山行途中でお会いした地元の方はガイドブックに載っていないアクセスルートからの歩きでした。
この山は遭難(行方不明)が報告されています。「竜爪山 行方不明」でWeb検索すると関連情報がありますので参考にしてください。
ところで、このエリアは山と高原地図には載っていないと思われますが、何を使いましたか?