PPK_Japan ・・・ Leaves dancing in the wind

世の中の柵(しがらみ)から離れ、気ままに、あるがままに

黒岳(御坂)から富士山を見る 吉田のうどんⅢ

2017年03月08日 20時43分49秒 | 富士山を見る

 黒岳から見る紅富士と湖に期待しての山行、前回の挑戦は見事に敗退。
ということで、以下の諸般の条件を勘案して富士山ビューの確率の高い山行日程を決める。
 ・日の出ポイントは西端⇒東へ移動中
 ・日の出時刻は日を追って早くなっている
 ・3月後半になると大気の透明度が下がる傾向大

結論は今週中、天気予報が晴れ、かつ気温の一番低い日= 3月8日(水)に決定。

 自宅出発時の気温は3℃、先週比3℃低めの気温である。
国道139号線の気温表示の展開は-5℃前後で推移、最低気温は-8℃
 凍結防止剤を散布する作業車が国道を先行する・・対向車の来ないところで追越す。

 午前2時前、駐車地の気温は-4℃、前回は0℃であったので気温差は4℃ほど低い。
前回の山行以後の新たな降雪は無いようで、途中の国道、この駐車地も残雪は見られない。
足元の装備としてはチェーンアイゼンを携行、ストックはスノーバスケット仕様をやめて無雪期タイプとする。

 つづら折れの始まる地点では-5℃、日影のこの道筋は残雪が目立つ。
踏み跡は4日前に自分がつけた跡だけ。 新たなトレースは無し。
  

 広瀬尾根の合流地点は午前3時53分に通過、前回よりも3分遅れ

 この地点から広瀬尾根上の残雪には複数の登り下りの踏み跡が見られる。
標高を上げるにつれて気温の推移は-5℃、-6℃、-7℃と天気予想の気温に近づく。

 撮影予定地には午前4時56分に到着、気温は-11℃
富士山方向の視界を遮る雲は無く、日の出前の空に満天の星が輝く。
・・・今日は富士山ビューを期待できそうな予感。 三脚の据え付けを始める。

 日の出時刻の30分前

 スキー場のリフトの照明(写真中段・右端)が時間帯によりオレンジ色、白色と変わる

 日の出予定時刻が近付く、カメラのスイッチをONにする。
・・・いきなりディスプレイに「電池切れ」の日本語メッセージを表示してダウン!!
???な状況に取りあえず予備の電池をバッグから取り出して電池交換する。
つい先ほどまで電池残量表示は90%あたりの表示だったのに、と思いながら
再度スイッチON、なんと日時設定を要求する初期設定画面が表示される。

 通常の電池交換ではこのようなことは有りえないのであるが、
取りあえず凍える指でカメラの十字ボタンを操作する。  が、カメラがうまく反応しない。
 日の出時刻は迫る、カメラの設定はうまくいかない・・・気を落ち着かせてもグローブを
外した指先は外気の冷たさに限界状態である。

 格闘数分
 
 幸か不幸か、東方の雲の影響か日の出が遅れてシャッターチャンスに間に合う。

白山岳から中腹に向かって延びる尾根を境に片面の紅富士紅富士の横顔である。

 全景

 湖畔の輝きは時間と共に薄くなり、朝陽が演出する自然の光が主役に

 ほっと一息つく が、何か寒い
  
 到着時よりも気温が2℃低下の-13℃

 シャッターボタンを押すこと数回、電池は取り替えたばかりであるが早くも残量無し表示となる。
どうも今回のカメラトラブルは低温が災いしているようである
・・・通常なら低温予想のときは保温用にハクキンカイロを携行し、カメラを保温しながら撮影に臨む
のであるが今回は失念! 準備不足である。

 撮影を切上げ、早朝富士山景を見ながらの朝食タイム、熱い紅茶で身体を温める。

 午前7時の黒岳山頂

 午前7時15分 下山開始・・・復路は往路と同じ道筋を下る

 富士山ビューを楽しみながらユックリと下る

 ここから広瀬尾根を外れる

 往路ではヘッドライトの照明で撮影した地点である

 つづら折れの下りはシャーベット状態、膝に優しい歩きが続く

 陽射しは明るいが気温は-5℃前後を維持

 復路の最終渡渉地点

 ここでチェーンアイゼンを外し沢の水で洗う。 ストックの先、靴底も同様に泥を落とす。

吉田のうどん:
 駐車地への到着は午前10時を少し過ぎたところ、気温は0℃
今日の次の目的地はココ
  
 午前11時開店であるが開店前から10人ほどの待ち行列
某テレビ番組で放送された影響なのか、地元でも元々人気の店なのか・・・

 肉きんぴらうどん、トッピングにかきあげ天ちく天をオーダーする
 
 合わせて690円也

 かきあげ天は薄いパリっとした硬い仕上がり、うどんに乗せると程よく柔らかく
なって良い感じとなる。 麺は中太
 肉きんぴら、の見た目は吉牛(よしぎゅう)の牛丼の肉と同じ・・だが、ゴム感強
きんぴらは惣菜屋で売られている感じのフツーのきんぴら感。 まぁお値段相応かと。

 完食を目指したが汁に難有り感。 スリダネを投入して挑戦してみたが汁を残して敗退

 店からの帰路、胃の辺りが気持ちワルイ感で不快なドライブとなる。
もしかしたら、てんぷらのパリっと感はショートニング゙で揚げているのかも、と想像させる。
店の雰囲気は活気有り手際良し来客多し、なだけに個人的に合わないだけか。

 迷える「吉田のうどん」は続く・・・か?

 H29.3.10(Fri) 誤記訂正
 H29.3.16(Thu) 再編集

 end

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