久々な感じの富士山麓の歩き、本格的な降雪期になる前に今まで未確認である
水ヶ塚起点の二ツ塚ルートを歩いてみる。
【R01年12月21日(土)の記録】
今回の山行ルートで未確認の区間は水ヶ塚~御胎内上、幕岩上~四辻の
二区間である。
以前の御殿庭歩きでは須山御胎内入り口を起点として三辻を経由するルートを
歩いているが、水ヶ塚起点の四辻までの歩きは実績が無い。
自宅出発時の気温は8℃、水ヶ塚公園の気温は2℃。
午前5時25分時点で駐車車両三台あり、駐車場内の照明は明るく、
駐車場の奥にある公衆トイレは自動で照明が点灯、山行起点としては充分な設備。
未明の空は白んでいるが光量不足、ヘッドランプを装備して山行をスタートする。
駐車地から富士山スカイラインの舗装路を横断するところから未確認区間が始まる。
早々に須山上りのルートから御胎内上に向かう分岐を探す。
程なく分岐表示を見つけるが、指示された方向の進路は予想していた方向ではなく
・・・今きた方向へ戻る感覚。
ヘッドランプでの視界は日照時間帯の視界と比ぶべくもなく情報量が少ない。
一抹の不安を感じながらも指示された方向へ歩を進める。
途中、南山林道分岐では分岐表示の指示された方向に進路を見出せず、
洗掘された感じの道を下り始める・・・GPSで誤ルートを確認、ロスタイム12分。
(分岐表示とトレイルの状態は復路にて撮影)
ひたすら標高差の無い林の中の歩きが続く・・・カラダは温まらず。
見覚えのある分岐表示の御胎内上に到着して一安心。
ここから上り勾配の歩きが始まる。
午前7時25分:須山下り一合五勺 気温4℃
幕岩方向へ進む
途中、進路方向の判断に迷う標識を通過 幕岩?御殿庭?
・・・現在地、道筋を熟知していないと案内の意味が分からない
幕岩上
ここから二ツ塚方向へ進む。 今回二番目の未確認ルートの始まりである。
・・・下り勾配で涸れ沢状態の箇所を渡り、砂礫の上り勾配のトレイルを進む。
樹林帯を抜け出、砂礫の地面に引かれた白いロープに沿って歩く。
積雪があったら、ガイドラインの白いロープは埋もれてしまうのだが・・・?
四辻に到達 風強し、気温は3℃
富士山頂は雲の中 二ツ塚・下塚(下双子山)を目指す
二ツ塚下塚 標高1804m
午前:8時23分 吹き付ける強風、陽射しが弱い山頂
宝永火口は雲で見えず、富士山頂も雲に巻かれて見えず
・・・雲が流れ去るのを待ちながの朝食タイムとする。
強風のため目から出る涙が止まらない
石碑の台を背にして座り、風を避けるが上半身は風に晒されたまま。
シャッターチャンスを逃さないようにカメラを持つ手は凍え始める。
待つこと1時間20分程、富士山頂が少しは見えてきた
山頂付近の雲の形は安定せず
強風に晒されカラダは冷えきる。
次いでカメラのバッテリーがEmpty・・・残量無しの表示・・・予想外
午前9時43分:二ツ塚上塚(上双子山)を目指して歩きを再開する。
・・・続く
水ヶ塚~御胎内上:50M(loss12M)
御胎内上~須山下り一合五勺:26M
須山下り一合五勺~幕岩上:22M
幕岩上~四辻:21M
四辻~下双子山:15M
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