プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

7月の日本 4  良規さん

2019-09-14 07:01:41 | Life in Suginami
辰野から帰った翌日、仙台に向かった。
北海道からフェリーで戻ってくるという
佐藤良規さんと多賀城で落ち合うためだ。
良規さんとはハワイで出会った。
一照さんからよろしくと連絡があって、会いに行った。
ホノルルフェスティバルに東北からの物産を
持ってきて仲間と参加したり、
津波で流されたお話をしにきてくれたり、、
パロロ本願寺で命灯会をご一緒したりしている。
パロロのご住職、ノリさんを
「お坊さんはスーツ着ててもわかるけど、
ノリさんがお坊さんだと気づかなかった。すごい」
と賞賛している。

多賀城の駅を降りると
駅前に大きなビルがある。市立図書館。
スタバとTSUTAYAが入ってて、とってもおしゃれ。
「あれができたときに、やっと、震災から一息ついたんだなって感じた」
と聞いた。
ピックアップしてもらって、途中、良規さんが関わっている、
浜わらす」の拠点へ。

丁度、キャンプ中の子どもたちを海に連れて行くところ。
みんな夏の子どもの顔。
東北の浜は海岸線沿いに防潮堤が出来て、
浜から海を眺めることができない。
学校からも海で遊ぶことは避けるように言われているそうだ。
「浜わらす」は自然体験として子どもたちと海で遊ぶ。
魚を採ったり、一緒に料理したり。
海岸沿いで暮らす子どもたちの豊かな時間。
スタッフの方たちと来年2月にハワイで再会することを約束して、
本日の目的地、キャンドル工房に向かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の日本4 「小野の古民家」

2019-09-12 22:08:10 | Life in Suginami
小野の古民家でのお泊まりに誘ってもらった。
素晴らしい梁のある
しっかりした古民家で
美味しい晩御飯を頂いて、
広々とした畳の部屋でゴロゴロ。
畳、いいなぁ。


ひとりで古民家の一室に泊まるのは
ちょいと勇気がいったけど、大黒様の
置物と一緒に、いつの間にかスヤスヤ。

翌朝、時差ボケで必要以上に早く目覚め、
ご近所をフラフラ。近くに川が流れ、
山々の入り口に鳥居が立ち。
畑にはトウモロコシが実る。
日本の草むら的な風景に心が和む。
ハワイのビビッドでダイナミックな緑とは
趣きが違う。

ちょっと歩くと曹洞宗のお寺があった。
とっても立派。修行道場らしく、
お参りする場という感じではない。


朝ごはんをご馳走になって、
コーヒーを飲ませてもらい、
もう一度、案内してもらいながら周りをお散歩。
前にある畑を耕して
大豆を撒いたら、お蕎麦を食べに出発。
「万五郎そば」というマニアックなお店。
土用限定の寒晒しそば。すっごく幸せ。

宿を後にして、友人たちが借りている
田んぼをチェックしに。もちろん、無農薬、無化学肥料。
真剣な顔で生育具合をチェックするお二人は、
すっかり農家の人。
松茸林を抜けて延命水をゲットし、
諏訪の町まで送ってもらう。
謎めいたお風呂やさん的温泉にみんなで浸かって、
次の日の東北行きに備えて
9時ごろに立川に着くように
中央線で帰ってきた。


ほんの一泊だったけど、盛りだくさん。
むちゃくちゃ、リフレッシュ。
あそこで1週間ぐらい晴耕雨読的生活をしつつ、
何か書けたら楽しそうだなぁ。
いつも、遊んでいただいて、本当にありがとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の日本 3 「隣る人」上映会

2019-09-12 07:37:28 | Life in Suginami
グリーフサポートのつながりで
仲良くさせてもらっている
グリーフサポートせたがやさんの企画。
『映像でみるグリーフ「隣る人」』
「隣る人」の上映会とトークセッションをやると知り、
三軒茶屋へ。

懐かしいみなさんとお会いして、
今日の演者「隣る人」を企画した
稲塚由美子さんにもご紹介頂いた。

「隣る人」は以前見て、
なんともいえないふわふわした
淡いピンク色なイメージなのに骨太、
みたいな、
伝わってくるものがいっぱいあるのに言語化できない、
というような、
カウンセラー目線でその対応でいいのか? と思う一方で、
暮らすってそういうことだよね、
と思ったり。

今回のものは字幕入り。
字幕が入ってて、よりよく状況がわかった。
そして、相変わらず、
何かが引っかかったまま、クエスチョンとして残り、
ふとしたときに、また、思い出すというような、
必要な引っかかりのあるドキュメンタリーだ。

上映後の稲塚さんのお話は
児童養護についての現状や、
ドキュメンタリーに登場する子どもたちや
保育士さんたちの
その後についてなど、
質問への応答も含めて盛りだくさん。

終了後、スタッフのみなさんと稲塚さんとで
おしゃべりしてたときに、ハワイでの上映会を
決定してしまった!
三軒茶屋のドトールで数時間話し込み、
ワクワクしながら別れた。


そして、もう一つ。
東北の震災があったときに、
東松島でグリーフサポートの
ワークショップをやった。
その時に、同時にMove4Japanの篤さんが
ミニコンサートを企画してくださり、
大島花子さんがいらしてくださった。
彼女もこの上映会にいらしてて、
久しぶりにお目にかかった。
ハワイにいらしたときに、
ミニコンサート開いていただけないかなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「September 12th」読みました

2019-09-11 21:30:15 | Life in Hawaii
日本語を教えに行っているのは、
ワイピオの方にある小学校。
アフタースクールの時間に教室を
使わせてもらってやっている。

ふと、ホワイトボードを見ると
「September 12th」という本が置いてある。
今日はSeptember 11だ。
担任の先生が「今日、子どもたちに
読んだのよ」と声をかけてくれた。

9.11のあとも、先生は教室の入り口でおはようって言うし、
授業の前にpledge of allegianceを言うし、
国歌を歌うし、宿題が出る。
9.11のあと、みんなuniteした、というような内容。
「大丈夫だよ」ということが伝わってくる。
思わずうるっとしてしまった。

日本語クラスを終えて、
ハワイ東海インターナショナルカレッジに向かった。
旗は全て半旗。
チャンセラーからの平和のメッセージが
e-mailで全員に届いていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命灯会でした

2019-09-11 11:00:03 | お寺
日本での11日、ハワイでは10日が東日本大震災の月命日。
ちえみさんたちのチャリティマッサージ、
今回が99回目。
6時ごろに終わって、7時15分に集まり命灯会を行いました。
ノリさんにお経をお願いして、まずはお詣り。
2本ずつ、ろうそくを灯し、日本時間の2時46分、
ハワイ時間7時46分に合わせて1分間の黙祷。
アメリカでは9.11の前日でもあり、篤さんは星条旗シャツ。
これからロスに向けて出かけるというところに、
奥さまといらして下さいました。

お経が始まると、9月9日が小林真理子さんの命日だったことや、
ビールを買いに行ったKahara Mallのすぐそばに住んでいたまどかさんのことや、
先ほどまでご一緒していた方とKids Hurt Too Hawaiiのヒロさんとのつながりのこと
なんかがどっと押し寄せてきて、ティッシュもハンカチも持たずに席に座ったことを後悔しました。

日本の台風15号の被害のことや
30年ほど前にカウアイ島を襲ったハリケーンで
ノリさんのお寺が吹っ飛んでしまったことなども話題にのぼり、
どこで、いつ、何が起こるか分からないよね、と。

終わった後は操さんが大神宮から頂いてきた
でっかいオナガの魚、
丸ごと一匹を煮魚にして、
みんなでいただきながら、おしゃべりを続けたのでした。
楽しい夜になりました。



Photo by Atushi Takebayashi
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の日本 2 お寺の漫画図書館 多聞院

2019-09-11 08:41:55 | Life in Suginami
研修会の会場の入り口を探してうろうろしていたら、
こんな看板を見つけた。
研修開始時間までまだ、しばらく時間がある。
中を見せていただこうと思って、思い切って、
玄関のドアを開けた。
すみません、見学させてくださいと声をかけると、
奥から出てきてくださったのは、アンさんだった。

靴を脱いで上がろうとしたら、
「靴下をお願いしているんです。お寺なので」と。
しまった! ハワイでストッキングも靴下もはかない生活を
しているため、ハイヒールは履いてたものの、生足。
ごめんなさい。
今回は見学だけということなのでいいです、と言ってもらい、中へ。

韓国出身であると自己紹介してくださりながら、
「言葉が時々間違っていたり、わかりにくかったりするかもしれませんが」と。
思わず「あああ、それ、毎日、思いながら暮らしてます!」と。
いや、心からわかる。(細かいことを言ったら違いもいっぱいあるだろうけど)
ほんっとうに、ハワイではそのことばかり思いながら暮らしているようなものだ。
そんな話で一気に打ち解けた。

一通り案内をしていただき、私はこれからグリーフについての話をしに行くところだと
話したら、アンさん、名刺の肩書きは心理カウンセラー。
米国NLP協会のマスタープラクティショナーでもある。
グリーフサポートにも大きな関心を持っていらっしゃる。
なんという偶然!

研修会が終わった後に、グリーフサポートみなとのパンフレットを届け、
また、会うことを約束して別れたのでした。
なんだか嬉しかったなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月の日本 1 グリーフサポートの研修

2019-09-10 09:09:48 | Life in Suginami
ホノルルの空港でチェックインして日本に向かう。
スタバの裏側を通って搭乗口に進む時に、
庭に面した側を通った。そしたら、
すてきなミニ美術館。
気づかなかった。
とっても好きな絵たちだった。

ホクホクしながら飛行機に乗り込み、
映画を観る。ご飯を食べたりしながら、
3本ぐらい観ると日本到着。

到着の次の日にワークショップ。

グリーフについて研修という形で語るのは初めてだったので、
どんな風にお伝えすればいいかとかなり悩んだ。
私が教わったシンシア・ホワイトの実践は、
ミンデルの「プロセス指向心理学」的な考え方がベースにある。
だからと言っていきなり「ファントムが」とか言い出しても、伝わらない。

元気一杯、という意味のエネルギーではなく、
ニュートンの揺かご的な意味でエネルギーという言葉を使う。
そして、グリーフやトラウマは身体の中に
エネルギーを生み出し、それは表現という形での
出口を求める。アートやクラフト、おしゃべりという形で
グリーフのエネルギーは表現の道を見つけることができる。
この「エネルギー」をどう理解するかが
シンシアのアプローチの仕方の理解に大きく関わる。

そういったことを実感レベルで伝えるために、
みんなでハートワークをした。
さらに、子どものグリーフサポートグループの組み立てや、
その意味、そしてスキルの意味について、お伝えした。

新しいワークショップを組み立てられて、
とてもハッピーだった。
こういう仕事が大好きなんだなぁ。
また、機会があったら、ぜひ、やりたい。
私にチャンスを下さった、かつては娘のママ友だった村上順子さん、
そして暮らしのグリーフサポートみなとの森みかさんを始め、
グリサポに関わるみなさま、ありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小麦粉セラピー

2019-09-09 08:20:17 | ルーティン
坂口校長率いるルーティン学校。
夏休み中のバタバタですっかり
ルーティンが崩れ、3ヶ月、
サボってしまった。
確か、3ヶ月サボると放校処分だった
ような感じだったので、すでに
除籍されてしまったかもしれない。
「あーあ、しまったなぁ」と思いつつ
パラパラと開いたcookの本。

67ページになんともおいしそうな
バタロールの写真が。
母親がよく作ってたつやつやのバタロール
の記憶が蘇り、作る気マンマン。
レシピを見ると、全ての材料が揃ってる。

久しぶりに小麦粉をこねてみれば、
これはすばらしい、小麦粉セラピー。
小麦粉が水を取り込んでいくプロセスや
バターと馴染んでいくプロセス。
イーストがプクプクとパン生地を
膨らませるプロセス。
どれもがとても楽しい。

cookのあとがきにある
「手首から先運動」
まさに、小麦粉をこねて、
くるくると丸める作業は
手首から先運動。
称して小麦粉セラピーなのである。

第1作目を貼っておく。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Temple Gardening

2019-09-08 13:23:43 | お寺
「下の畑にいます」的な張り紙。
今日のパロロ本願寺のサンデーサービス。
毎週日曜日の礼拝、という感じで
キリスト教会のようだけど、
ハワイではお寺でもサンデーサービスという名前で
毎週日曜日に礼拝の時間がある。

今日はお経をあげたあと、
秘密の花園で作務。
山ほど降り積もった枯葉を集め、
積み上げた落ち葉をゴミ袋に詰め込み、
ゴミの集積所まで運び出すという作業。

テンプルモーニング
の日曜日版。
お寺のメンバーもいるけど、
ガーデニングが得意な人や
ボランティアサービスの
一貫で来た学生も参加。
ワイワイ言いながら葉っぱまみれに
なるのも楽しい。

終わった後はみんなで食事。
お寺で暮らしている、と言われる理由は
ここにもある。お昼時にいると、
何か食べさせてもらえる。
ノリさん特製のむっちゃ美味しいお茶も出てくる。


そんなふうにお寺がいろんな人の
楽しく集まる場所として機能すれば、
どんどん檀家さんがいなくなっていくハワイでも、
お寺がお寺としての存在理由をキープしていけるように思う。
先の松本紹圭さんのブログの「お寺に仏教はない?動的なお寺のとらえ方」にある通り、
いろいろかかわっていくうちに「聖地になっていく」っていう感じがする。

今月は
10日にチャリティ・マッサージ命灯会 (&ボーズバー)
13日に「Beyond the waves」の上映会とUSATO展
20日に「寺カフェ」
21日に「銀河の雫〜はじまりはひとつ〜」上映会と山元加津子監督のお話会
22日に「いのちの深呼吸」の上映会

と、イベントが目白押しです。
ハワイにおいでの際には、よかったらお声をかけて下さいね!
お寺でお目にかかりましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「もこもこもこ」読んでみた

2019-09-07 12:11:38 | Life in Hawaii
子どもに日本語を教えるのを手伝い始めた。
ハワイの子どもたちがどんな感じなのかを
知るチャンスのような気がして、
「現場」が欲しかったからだ。

子どもたちが集まってきて
実際にクラスが始まるまでに
隙間の時間ができる。
そこで、日本語の絵本を持って行って
読み聞かせをしてみることにした。

幼稚園で絶大な人気を誇っていた
「もこもこもこ」をオハナ文庫で探し出し、
読んでみた。

What is this?
と尋ねる子どもたちに
なんだろうね?
何に見える?
とか言いながら、読む。
かなり、関心を持ってもらえた感じがする。
オノマトペだけの言葉なので、
真似して口に出すのも楽しいみたい。

滑り出し良好な感じ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お寺で遊ぶ

2019-09-06 10:59:45 | お寺
パロロ本願寺に住んでいるのではないか、
と言われている。
いっそ、寺女になってしまおうかとも思うが、
まあ、もうちょっと後でもいいかな。
お寺というシチュエーションは
じっくりお話を聞く、というのに
ぴったりなように思う。

今朝はガーデンに参加。
この間の日曜日にボカシを作り、
「やっぱり、ちゃんと自分の食べるものを作ろう」
と思った。トマトが育てたいのだが、手元に
トマトの種はなかったので、きゅうりとズッキーニとを
蒔いた。果たして、芽が出るだろうか?
トマトの苗をDown to Earthにでも行って買ってこよう。

テンプルモーニングなる活動があることを知った。
お寺でお掃除するのもいいなぁと。
松本紹圭さんのnoteも読んで、
一照さんの八九成という言葉も味わい深い。なるほど。
この間会いに行った、佐藤良規さんも地域の
神社とお寺にかかわる人たちをごちゃまぜにするという意味で、
神社のお掃除活動を始めたと聞いた。
すてきなアイディア。

そんなことを思いながら山ほどの実をつけてくれた
マンゴの木から落ちる大量の葉っぱを掃き集める。
隣りのスターフルーツの木からも熟した実や葉っぱが
落ちてくる。なんだかむちゃくちゃ豊かなのである。

ここのガーデンにはツリーハウスがある。
つい、最近、完成したもので、アレヨアレヨという間に
出来上がった、手作りである。
その中でこれを書いているのだけれど、
気持ちのいい風が吹いて、
なんだかお昼寝がしたくなってくる。
これで、生の音楽があったら最高だな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「銀河の雫〜はじまりはひとつ〜」 上映会やります

2019-09-05 12:49:44 | お寺
お寺にはたくさんの可能性がある。
読み聞かせは曹洞ミッションを使わせていただいているが、
パロロ本願寺では寺カフェや
映画上映会をやらせていただいている。
本堂にはたくさんの椅子が並び、
プロジェクターとスクリーンがあれば、
映画上映にはぴったり。

今回、ホノルルファンデーション
ひろ子さんが山元加津子監督を日本から
お招きし、ホノルルミュージアムで上映会を
やるのに便乗し、お寺でも上映会をとお願いした。
9月21日は国際平和デーでもある。

『僕のうしろに道はできる~奇跡が奇跡でなくなる日に向かって~』
の上映会がUniversity of Hawaiiであったときに
ハワイ報知で取り上げさせていただいて、
とっても印象深かった。
かっこちゃんの物事に対しての
いろいろな解説がとても腑に落ちて、
「なるほどなぁ」と思った。
かっこちゃんのは理学部出身で、
生物の仕組みをわかりやすく伝えるのが
とても上手だ。私も微生物系だったので、心の中で
激しくうなづきながらお話を聞いた覚えがある。
21日も22日も講演会と上映会があるので、
お時間が合うところで、是非!

お寺の可能性はまだまだ広がる。
お寺の本堂の脇にあるキッチンはちえみさんの夫
フランキーとその仲間の方たちの協力で美しく機能的に
生まれ変わり、より多くの人と何かできるスペースになった。
最近ハマってる小麦粉セラピーのワークショップでもやろうかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハワイ島で「Zen リトリート 今、ここの自分」

2019-09-04 07:30:27 | Life in Hawaii
リビングオハナの企画で
Zen リトリート「今、ここの自分」
の詳細がほぼ、決定しました。

ヨガは身体と心をつなぐくびきで、
より深い禅のために、ヨガで身体をほぐしてから、
坐禅するという話を聞いたときから、
「ヨガ+坐禅」のワークがやりたい!と
ずっと、ずっと思っていたのが実現!
本当にありがたい。

これというものリビングオハナの親玉、直子さんが、
曹洞宗のお寺に生まれ育った人で、
ハワイ島にある曹洞宗のお寺とも繋がりが深い。
ご住職の畑さんに朝、夜の坐禅を担当していただけることになった。
国際布教師のトム・ライトさんも坐禅と講話をお引き受けくださった。

リビングオハナに加わってくれた優子さんは
ハワイ島で暮らしていて、ハワイ島の日本人コミュニティでの知り合いも多い。
彼女を通してヨガを教えてくれるマナさんが繋がった。

リビングオハナの主題は「食、身体、心、学び」。
その趣旨にぴったりな中医薬膳茶を原口陽子さんが。
そして、NYで学んだ槐那おみさんがドラマセラピーを。
もちろん、食は直子さんの得意分野。
初めての試みとはいえ、
セッションの構成が素晴らしい(自画自賛)。

オアフ島とは一味もふた味も違うハワイ島。
しかも宿泊はチベット寺院のリトリート施設の借り切り。
深みのある楽しさを味わえるのではないかと、
自信を持ってオススメしております!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「三にんむすこ」読みました

2019-09-03 15:41:21 | ルーティン
おはな文庫から持ってきた3冊目は
「三にんむすこ」

なんか、ほんわかした好きなタイプの絵だなぁと
思って見たら、「いないいないばぁ」の人。

3人息子なんだけど、展開がちょっと違う。
一人目はぐうたらさん。
どういうわけか、かけたお椀の指導のもと、泥棒になる。
二人目は優しい人で、長者の娘を嫁にする。
三人目は聞かん坊で、武将になる。
数年後にみんなで再会する約束をしていたけど…、
というお話。

ぐうたら長男を我が身と同一視してしまうのだが、
主体性が無くて、かけたお椀に言われるまま、
泥棒になって行くところが、なんかシュール。
もらった5両も池のカモに向かって投げちゃって、
お金として有効利用はしていない。
私のダメダメを体現しているような登場人物なのだが、
「まあ、でも、なんとかなるじゃないか」と
幾多の内なる批判をかわせる展開。

もうすぐ還暦といういい大人になってからも、
いろいろ、心に刺さる批判や
欲しくないアドバイスをもらうことがある。
内なる批判や外からの要らぬコメントを
かわすときに、とても有効な笑っちゃう歌がある。
私は勝手に「バカの歌」と呼んでいるのだが、
正式名称は「さよならフォロワー」。

これを聞くと、電話相談に電話をして
「死にたいんです」と言ったら、
「もう一度、よく考えて」と言われて、
《どんだけ、考えていると思ってるんだ。
小学生の頃からずっとだぞ》と相手には言わなかったけど、
猛烈に腹が立った、と話してくれた若者を思い出す。

この歌がとっても好きで、
菊名の家にお邪魔した際にリクエストして、
生で聞かせていただいてしまった。
ありがとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「みるなのくら」読みました

2019-09-02 09:09:30 | 読んだ本
絵に惹かれたこのお話も昔話。
「みるなのくら」
山で道に迷った若者がたどり着いた家で、
1から11までの蔵は見てもいいけど、
12番目はダメだからね、と言われたのに、
開けて見てしまう、という話。

見ないでって言ったのに!
というストーリーもたくさんある。

「鶴の恩返し」しかり、
「イザナミ、イザナギ」のお話しかり。
そっくりな神話のオルフェウスも。

子どものころ、この理不尽な展開に
なんとかならないのか! と。
やるせない、スッキリしない読後感を
抱きつつ、どういうわけか、
また読んでしまうという無限ループ。
わがネガティブケイパビリティの一部は
このスッキリしない展開で養われたに違いない。

「見るー見られる」という関係について、
すっごく意識したのは高校生ごろからか。
自分がどう見られるか、を意識しないように
がんばり始めたのがその頃。
見られることにビクビクしている状態を
腹立たしく思っている頃に電車に乗って、
「見る」側にも立てることにふと、気づき、
なんだか「見る側」って有利だなぁ、なんて思った
記憶がある。

「見る」ってパワーだよね。
見ることはとっても権力を持ってる。
どう「見せる」かってことに、
これだけのお金と関心が向くのも当然っちゃ、当然か。

ネット経由で昔、音だけ聞いてたアメリカンポップスでも、
昔、見せてもらえなかったドラマや歌謡曲番組でも、
きっとその年代ではタブーだよね、と思われる内容の投稿でも、
何でもかんでも、今、ここで見れてしまう現代。
ネガティブケイパビリティ、いまどきはどこで育っているのかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする