プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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茂木健一郎著「思考の補助線」読んでます

2008-06-06 15:59:50 | 読んだ本
自らの感情の言語化がうまい人に
惹かれるのですが、
茂木健一郎氏も内面言語化能力が凄いです。

質感(クオリア)という概念に出会ったときに
「おお、確かに!!」
と心をどよめかせたことを思い出します。
心脳問題へ科学的アプローチをしているっていうことと、自分の
気持ちを言語化できることとは必ずしもイコールだとは限らないし。
感情心理学という分野があることはあるのですが…。

ときどき
「待って~、ワープしすぎです!早すぎです!!」
と思ったりしながら読んでいます。

知人の筑波大の生物系の先生もそうだけど、
大学でキラキラな目で自分の研究を語る
先生方は哲学者だな~と感じていました。
データから情報にするには、
自分のなかに物語があったほうが…

「夢をかなえるゾウ」の続き

2008-06-06 07:25:08 | 読んだ本
このスタイル。
読者代表のような人物を登場させて、その人に教えていくというスタイル。
どこかで見てうまいな、と思ったんだけど…。
ああ、「自分の小さな箱から脱出する方法」と同じ見せ方なんだ、
ということに気づいた。
読者に直接「ああせい」「こうせい」言うのって、口幅ったい
けれども、想定される読者のうちの
たとえば頼りなげな、あるいは情けないイメージの登場人物を
持ってきて、その人に話しかけるぶんには、どんな言い方で
言うこともできる。
しかも関西弁。押し付けがましいこと
言っても、「そやね~」って思ってしまう。くさいこと
言ってても「わかるわ~」って、思ってしまう。
さらに、関西弁ってそうなのかどうかわからないのだけれど、
「あなた」「お前」の代わりに「自分」と呼びかける。
お前と言わないところがうまいんやわ~。