プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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Hale Na'au Ponoとグリークフェスティバル

2015-09-09 21:47:27 | 著書
カパラマ日記 9月3日より

 ナナクリの先に建つ、精神障害のある方へのサポートを行っているHale Na'au Pono
そこで、創立者のPuananiさん、Pokaさん夫妻、
息子さんでエグゼクティブディレクターを継いだPohaさんたちにお目にかかった。
北海道で「浦河べてるの家」という、同じく精神障害を持つ方たちとのユニークな
取り組みを続ける向谷地生良さん、悦子さん夫妻とご家族がミーティングを持つと聞いて、
混ぜてもらったのだ。向谷地先生は映画『降りてゆく生き方』でも有名だ。
 ミーティングのなかでHale Na'au Ponoでは、ケアとして音楽を使うと説明を受け、
向谷地先生、「どのように効くのですか』と質問。
Puananiさんが「Become themselves!」と即答。
 音楽と踊りは自分らしさを取り戻すのにとても大事なものだという。
 翌日、グリークフェスティバルに行き、かの地の音楽で、
みんなが手をつないで踊っている姿を見て、ジーン。
異国の地で自分らしさと繋がる時間なのかもしれない。 


そして、実はこのミーティングの後、
向谷地先生ファミリーとお昼ご飯を食べようと、
Chiemiさんに「どこかいいところない?」と電話をしたら、
レストランの名前を教えてくれたあとに、
「そういえば、これからバーベキューしに友だちの家に行くんだけど、
そこに合流しない?」ということになり、あれよあれよという間に、
数回会ったことのあるだけのChiemiさんのお友達のうちに乱入。
赤ちゃんを含む総勢10人!
それだけの人数で押しかけても大丈夫な裏庭というか、畑というかの
あるお家で、すっごく楽しいお昼だったのです。

ハワイにこんなふうに受け入れてもらえる場所があるなんて、
本当にありがたいことだなぁと、しみじみしてしまいました。