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穏やかな日々も幸せ

2006-02-16 07:06:17 | 大好き図書館新刊etc

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図書館の新刊を借りては読む今日この頃。
今回は「千日紅の恋人」と「国家の罠」
両方とも予備知識なく借りた。


しかし、「国家の罠」はえらく難しい内容。
まだ読んでないけどパラパラめくったら国後・択捉島、鈴木宗男、田中真紀子・・・。
などの文字が並んでいた。
政治に強い興味がないと読めないかも。


「千日紅の恋人」帚木蓬生著の本から読んだ。
読みやすい文章だったものの、刺激の少ない本だった。
近頃「江戸川乱歩賞作品」や「東野圭吾」を読んでいたために違いない。
誰か殺されてしまうのではないか、と意味もなく思ってしまう・・・。



38歳でバツ2の「時子」が、父の遺産「扇荘」という古アパートの管理者としての日常を描いた作品。
安い家賃の「扇荘」に居る変わった住人、起こる珍事件、母、そして年下の「彼?」の入居。
筆者の細やかな文章に引き込まれながら淡々と読み進めた。
「時子」が保母さんのように「扇荘」の住人の面倒を当たり前のようにみているのもいい。
ラストのふんわり温かい感じ、そしてホロリと涙が出る、そこがすごく良かった。


のんびりと穏やかな気持ちになれる、そんな本でした。


しあわせレシピ:穏やかで平穏な日々、これも「幸せ」に違いない。