振り出しに戻る「落陽日記」

旅や日々の生活の一コマ。60代半ば、落陽期を迎えながら気持ちは再び振り出しに戻りたいと焦る日々です。

また行きたいアムステルダム国立美術館

2018-01-08 16:31:24 | 旅行

開館時間の9時より30分も早く到着した国立美術館。見学時間は1時間半以上あったのだが見残しが沢山あったのでいずれ再び行きたいと思う。

入口に並んで待ち、扉が開くとすぐに入館したので混雑はしていなかったが何せ広い。また展示作品が非常に多い。全てが見れないことはわかっているので既に書いたようにレンブラントやフェルメールなどを優先に見て回った。

絵画以外にも色々な物も展示されていて家内はドールハウスに釘づけになり、かなりの時間を費やした。

富裕な家庭の女の子の遊具だと思うが精緻でよくできている。テーブルの横に置いてある二つの白い壺のような物が何か気になる。


こんな物が展示されていると自分も見入ってしまう。

主要な絵画やドールハウスを見終わってツアーの集合時間も近づいているので先ずはトイレにと探していると帆船の模型がたくさん展示されているフロアーがあることに気が付いた。



こんな物が展示されているとは事前の予習不足だった。見始めると集合時間に遅れるのは必至なのでフロアーを回らず数枚の写真を撮るだけで諦めた。失敗だ。

以前にイギリスの海洋小説にはまったことがあり、帆船にはかなり興味がある。事前に知っていたら絵画の方を後回しにしただろう。

帰国後に調べてみるとアムステルダムには海事博物館もあり、そこには大航海時代の実物大の帆船(レプリカと思うが)があり、船内の見学もできるとか。やはりオランダは海洋国家だったんだ。

これではもう1回アムステルダムに行くしかないなあ、と思っている。何時になるかわからないが。


ゴッホの絵画を見るためクレラー・ミュラー美術館へ

2018-01-07 09:08:15 | 旅行
アムステルダム市内にはファン・ゴッホ国立美術館があるが、我々のツアーはそこには行かず100km近くバスで移動してゴッホの絵画をみるため(主として)クレラー・ミュラー美術館へ向かった。ゴッホ美術館は名前のとおりゴッホに関する収蔵品は世界一らしいが何故にそこをツアーから外したかの説明はなかった。

私としてはゴッホに詳しい訳でも高い関心がある訳でもないので問題はなかった。かえってオッテルロー村の国立公園内にあるクレラーミュラー美術館の方が周囲の景色や庭園内の彫像なども鑑賞できて良かったと思う。




季節がら入館者は少なかったが春などは国立公園への来場者が増えてオッテルロー村の道路は大渋滞になるらしい。ここだけではないが美術館が主目的なら観光客の少ない寒い冬がベストのようだ。





モネやピカソの作品もあったが中心的な存在やはりゴッホの作品。いくつか出張中の名画もあったようだがゆっくりと鑑賞ができた。

ちょうどこの時期は神戸市立博物館で「ボストン美術館の至宝展」が開催されていて「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」が展示されている。初めて知ったのだがゴッホには同名の作品が世界中に6枚あるらしい。NETで比較してみるとそれぞれに素晴らしいと思うが5枚は胸から上だけの絵でボストン所蔵の絵だけがイスに座ったほぼ全身画だ。配達人の少しくたびれた青い制服に何故か興味が惹かれる。

同じくアルルの跳ね橋も世界中に5枚ある。

神戸だけでなく東京都美術館でもファン・ゴッホ国立美術館との共催でのゴッホ展をやっているようだ。両方とも見たい気もするがフェルメールなども含めてオランダで見た絵画の印象が大変良かったのでその余韻が残っている間はそれを大事にすることにしよう。