The British Racing Green

ローバーミニに乗って27年。

週刊「器材島」創刊15周年に向けて

2008年12月30日 | 週刊「器材島」

1994年,Y大学時代に結成した二○会。その二○会のメンバーによって日々の大学生活や文化活動が綴られた「週刊 器材島」。交流の場としての意味合いも強く,パソコンがネットワークの役割を果たす前の時代だったので,紙面上のブログといったところだろうか。2009年は創刊15周年を迎える。何かアクションをしなければならないと,4名が山形駅前のクナイペに結集して話し合いがもたれた。白生ビールが美味しかった。

メンバーH氏の携帯電話。これはムーバである。しかもカメラ無し。もはや世界遺産だ。

「器材島アーカイブ」1994年6月27日 Y氏投稿。詩。

『花』

丘の上に立ってみる

何の栄光も手に入れることもできず

すべての概念と

すべての欲望が

僕の躰につきささる

今にもくさりそうな柿の実は

けまりのように転げおちる

何度くぼちに足をとられたことだろう

したたりおちるしずくは

アスファルトに育つ苗木に

花をもたらすというのか

僕はひとり 沿道にたたずみ

見わけることのできない

まさ夢に引きこまれれる。

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