お代表気まぐれ日記!

悪代表の袖の下日記→野球問屋、お主も悪よのう。いえいえ、お代表様ほどでは・・悪代表が剣の武士(選手)に成敗される日記です

育てるということ

2013-03-19 01:03:00 | 親御さんへ
私は監督になってからいままで子どもたちに心に残る言葉や態度を残してあげてずっと思い出になる剣時代にしてあげようと考えていました。
あの時代があるから今の自分があるんですと大人になって言えるように。

違うんですね。
それこそ気付きました。
多くて六年間のうちの毎週土日、週にたった二日で何が影響するのでしょう。
やっぱり親御さんなんです。特に学童時代は。

親御さんと私たち指導者が同じベクトルでないと子どもは育ちません。
どちらが正しいとかではなく方向性は同じでないと。
剣でやっていること言っていることを家で否定されていたら曲がった子どもが育ちます。
剣の指導方針が理解されていなかったんだなぁって。

「そんなことすると総監に怒られるよ」
以前こんな言葉が聞こえてきたことがありました。
これは物事の本質と伝えていませんよね。
悪いことの意味が転嫁されてます。
問題は危険や人に迷惑をかけるという『そんなことする』であって『総監に怒られる』ということで『そんなことする』をやってはいけなくなってしまっています。
総監に怒られるからやってはいけないんじゃなく危険であったり迷惑がかかるからやってはいけないのです。
もし私がいいよ大丈夫だよと言ったらどうでしょう。困るのは親御さんでまた別のところで子どもは同じ行為をしてしまうんじゃないでしょうか。

親御さんにお願いです。剣を利用するのは構いません。
が、基本方針など良くお読みになり賛同していただきご協力をお願いいたします。
ご家庭でもベクトルを合わせていただけるとありがたいです。

そして私たち指導者は週にたった二日でも大人になるための礎として人間の基本的な部分を育てるように野球を通して指導してまいります。
私は自身が印象に残るのではなく中学高校へのステップとしてよりよい指導者に会えた時の準備が出来るよう意識して指導していきます。ぜひ、ご協力をお願いいたします。