ペダルを回す。ホイールが回転する。そこでペダルを止めるとスプロケットも回転を止める。しかしホイールは回り続ける。その時、回転を止めたままのスプロケットが、うねうねと揺れ動いていたんだ。
いろいろ調べてみたら、これはよくあることで異常ではなく、気にしなくても大丈夫ということらしかった。
気にしなくてもいいとはいっても、かなり気になる。けれど、そんなものかと思うようにしていた。
何ヶ月かして、ハブのグリスアップの際、ついでにフリーも外して洗浄しようと思った。フリーは分解できなかったので、ホイールとの噛み合わせ部分に新しいグリースを塗っただけで、もとに戻した。
全てのグリスアップを終えて再び自転車を組み直し、ディレーラーの調節をしようとペダルを回してみた。
すると、それまでうねうねと動いていたスプロケットのうねりがいつのまにか消えていたんだよ。ん?ん?ん?
ここまではだいぶ以前の話。
ここからは最近の話で、別の自転車のことだよ。
この自転車にはスプロケットのうねりはなかった。だいぶ乗ったのでメンテナンスを考えた。
ハブのグリスアップついでにフリーも外して洗浄した。
全てのグリスアップ・メンテナンスを終え、自転車をもとの状態に戻した。そのまま何日か走りまわった後で、ふとスプロケットのうねりに気がついたんだよ。
あれ?と思った。かなりショックだったよ。最初はこんなうねりはなかったはずなのに…。
どうやら、フリーを取り付ける際のホイール側との噛み合わせに問題があるらしい。
みみ爺のチャリ友“髭のヒデッチ”がセオサイクルでこんなことを聴いてきた。
「シマノは位置が決まっているんですよ。だからフリーははずさない方がいい」と。
フリーをはずしてスプロケットのうねりを出してしまったヒデッチも、その話を聴いてうねりを取ることに成功した。
そしてみみ爺もうまくいったよ。
スプロケットのうねりを取る作業の手順
① 自転車からホイールをはずす。
② スプロケットをはずす。
③ ハブのベアリングをかき出し、10mmアーレンキーを使ってフリー本体をはずす。
④ フリー側とホイール側の噛み合う部分それぞれ一カ所に印をつける。
⑤ しるしを合わせてフリーをもとに戻す。
⑥ かき出したハブのベアリングを再び入れ、スプロケットを取り付け、ホイールを完成させる。
⑦ ホイールを自転車に戻してペダルを回し、ペダルを止めてスプロケットのうねりの有無をかくにんする。
⑧ うねりがある場合は、また①からやり直す。(その際、④で付けた印を目じるしに、噛み合わせを一つずつずらしていく)
一周する間に必ずスプロケットのうねりの消える個所が見つかる。
運がよければ2~3回の作業、運が悪ければ7~8回の作業になる。
ちなみに、みみ爺は8回目でうねりが取れたよ。
面倒で根気のいる作業だけど、興味のある方は試してみてはいかが。
うねりが取れると、リアディレーラーの変速性能が格段に良くなった。
いろいろ調べてみたら、これはよくあることで異常ではなく、気にしなくても大丈夫ということらしかった。
気にしなくてもいいとはいっても、かなり気になる。けれど、そんなものかと思うようにしていた。
何ヶ月かして、ハブのグリスアップの際、ついでにフリーも外して洗浄しようと思った。フリーは分解できなかったので、ホイールとの噛み合わせ部分に新しいグリースを塗っただけで、もとに戻した。
全てのグリスアップを終えて再び自転車を組み直し、ディレーラーの調節をしようとペダルを回してみた。
すると、それまでうねうねと動いていたスプロケットのうねりがいつのまにか消えていたんだよ。ん?ん?ん?
ここまではだいぶ以前の話。
ここからは最近の話で、別の自転車のことだよ。
この自転車にはスプロケットのうねりはなかった。だいぶ乗ったのでメンテナンスを考えた。
ハブのグリスアップついでにフリーも外して洗浄した。
全てのグリスアップ・メンテナンスを終え、自転車をもとの状態に戻した。そのまま何日か走りまわった後で、ふとスプロケットのうねりに気がついたんだよ。
あれ?と思った。かなりショックだったよ。最初はこんなうねりはなかったはずなのに…。
どうやら、フリーを取り付ける際のホイール側との噛み合わせに問題があるらしい。
みみ爺のチャリ友“髭のヒデッチ”がセオサイクルでこんなことを聴いてきた。
「シマノは位置が決まっているんですよ。だからフリーははずさない方がいい」と。
フリーをはずしてスプロケットのうねりを出してしまったヒデッチも、その話を聴いてうねりを取ることに成功した。
そしてみみ爺もうまくいったよ。
スプロケットのうねりを取る作業の手順
① 自転車からホイールをはずす。
② スプロケットをはずす。
③ ハブのベアリングをかき出し、10mmアーレンキーを使ってフリー本体をはずす。
④ フリー側とホイール側の噛み合う部分それぞれ一カ所に印をつける。
⑤ しるしを合わせてフリーをもとに戻す。
⑥ かき出したハブのベアリングを再び入れ、スプロケットを取り付け、ホイールを完成させる。
⑦ ホイールを自転車に戻してペダルを回し、ペダルを止めてスプロケットのうねりの有無をかくにんする。
⑧ うねりがある場合は、また①からやり直す。(その際、④で付けた印を目じるしに、噛み合わせを一つずつずらしていく)
一周する間に必ずスプロケットのうねりの消える個所が見つかる。
運がよければ2~3回の作業、運が悪ければ7~8回の作業になる。
ちなみに、みみ爺は8回目でうねりが取れたよ。
面倒で根気のいる作業だけど、興味のある方は試してみてはいかが。
うねりが取れると、リアディレーラーの変速性能が格段に良くなった。
ことしもよろしく。
知らなかった。
使っていない古いハブのフリーのグリスを交換したかったので、参考にさせて頂きます♪