抽選倍率3倍! "ゾンビキャンプ"大人気の理由を主催者に直撃!
ゾンビキャンプ! それは人里離れたキャンプ場でリアルなゾンビに追い掛け回される、恐怖の体験! いわばリアル・バイオハザード、実体験ウォーキングデッドである。ホラーマニアの間ではその名が知れた、完全予約制の超強烈お化け屋敷、オバケンが仕掛けた新感覚ゾンビエンターテイメント、それがゾンビキャンプなのだ。
今回は、そのゾンビキャンプを主催するオバケンさんに話を聞いた。
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今年で2年目を迎えたゾンビキャンプ。年4回開催され、今年は7月に2回分が終了、残り2回、8月25-26日、9月20-21日に開催予定だ。毎回80人の定員に240~300人の応募があり、倍率3倍の抽選だというからすごい人気なのだ。
そもそも、どこからゾンビキャンプなんて話が出たんでしょうか?
「私どもは映像の制作会社で、僕もディレクターなんですよ」
え?
「社長から店をやろうという話が出まして。すでに店舗を借りちゃっていて、何やる? と」
さすが社長、行動力あるな。
「どうせなら誰もやってないことをやってみよう、住んでいる町が遊園地になっていたら面白い、町にお化け屋敷があったら面白い」
そりゃたしかに面白い。
「今年で4年目になりますが、初めて大工仕事をやって手作りで作ったら、住宅街にお化け屋敷ができたというので取材を受けて、お客さんも来るようになったんです」
結構、人気が出てきて兼ねてから行いたかったゾンビキャンプを展開。
「去年のゾンビキャンプは反応が凄く良くて、テレビドラマの『ウォーキングデッド』のキャンペーンをやったり、サンリオピューロランドでお化け屋敷やったり。今年も名古屋で4つのお化け屋敷を開くんですが、1カ月で4万人の入場者を見込んでいます。僕らもそんな風になるなんて思ってなくて」
学園祭ノリで始めたお化け屋敷が、まさに大化けしたのだ。次の展開は?
「ホラーが苦手な人ってメチャメチャいるんですよ」
そうでしょうねえ。
「だからそういう方でも楽しめて、他で誰もやっていないことをやろうと」
何をやるんです? ......え? なにっ! それは楽しい! 絶対、楽しい! 外国人に大ヒットでしょ、それ。
ゾンビキャンプまではちょっと......という方は、東京・方南町にあるお化け屋敷を体験してほしい(要予約)。体験しないとわからない、ライブな面白さ。ネット時代だからこそ、手触りのある、こんなイベントが最高に盛り上がるのだ。