監督 ベン・ザイトリン
世界のどこかに浮かぶ、小さな島。
海岸は埋め立てられ工場が並び、さらには温暖化により海抜が上がってしまうとこの島は沈んでしまう・・・・・。
そんな恐怖を感じながらも、生き生きと生活する島民。
しかしそんなある日、島に嵐が来て島を飲み込んでいくが・・・・・・・。
「いきる」と言うことを、少女の目を通してエネルギッシュに迫ってくるこの映画。
少女が一つ一つの生き物を手に取り、耳にあて、鼓動を確認していくシーンは、「生」と言うものを強く印象付けられます。
そして父親として一番、感情移入してしまうのが少女の父親ですね。
ただ、その辺まで感想を述べてしまうとネタバレになってしまうので表記しませんが、他の父親がどのような感想を持つのか非常に興味はあります。
それから、これは温暖化についての誤解ですが、二酸化炭素が増えても地球温暖化にはほぼ影響は無いといえるでしょう。
地球の気温は太陽の活動による変化が一番大きいとれていることは証明されています。
400年周期で上がったり下がったりしていることまで分かっています。
要するに、今が気温上昇のピークなわけですね
それでも北極の平均気温は-40℃ほどです。
地球の平均気温が5℃上がると氷が解けて海抜が100m上がる?
皆さん小学校の理科の授業で習いましたよね?
氷は何度になったら解けますか?
今や世界では常識となっている周知のはずなんですが、なぜか日本では間違った事実が知れ渡ってしまうんですね。
これについては言いたいことが沢山あるのですが、ここで意見を並べると限がなくなってしまうので止めておきます
ちなみに作物が育ちにくいロシアやドイツでは温暖化は大歓迎だそうですよ
日本人から見たら意外でしょ?
それだけ日本人は環境問題について多くを知らされていないと言う事実を知っていただく事だけでも意味のあることだと、私は思います。