天童荒太 著
全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。
彼を巡り、夫を殺した女、 人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる 。
人の死後がテーマになっている一冊。
読み進めると、次第に自分の人生を見つめ直してしまうような、じんわりと心に染み込んでいく不思議な一冊だったように思います。
・・・・・う~ん、この本の感想を述べるのは難しいですねぇ。。。。。。。
当たり前の事を言っているようで、それを感じる難しさ。
そこに計り知れない深い感情があるような気がするんだけど言葉で伝えられるような感覚ではないんですよね
最後の方に行くにつれストーリーの軸がぶれつつあるように思うんだけど、それはそれで人間臭さを感じて、不思議と嫌な感覚は無かったように思いました。
この本は一読の価値、あると思いますよ!
直木賞作品だしね