フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

新参者

2015年06月06日 | 読書

東野圭吾 著

 

 

刑事・加賀恭一郎、日本橋へ。

日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。

 

 

氏の小説はいくつか読みましたが、「加賀恭一郎シリーズ」はなかなかいいですね。

 

事件に直接関係の無い人々さえも、主人公の加賀刑事によって心の引っ掛かりを解してくれる寛容さを見せてくれたかと思えば、犯人には眼光鋭く抉ってくる切迫感は相変わらず巧く描写してきますね。

 

 

読みやすくて分かりやすい文章は、流石売れっ子だけはありますよ。

 

 

本格派にはちょっと物足りないけど、こういう内容っていうのが今の時代にあっているんだろうなぁ・・・・・。

 

 

この辺の作品が売れるのは納得です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする