監督 トッド・ヘインズ
パトリシア・ハイスミスのベストセラー小説を『エデンより彼方に』のトッド・ヘインズ監督が、ケイト・ブランシェットを主演に迎えて映画化したせつない恋愛ドラマ。
離婚訴訟中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとの恋が描かれる。
テレーズ役のルーニー・マーラは第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。
舞台は1952年のニューヨーク、まだゲイが病気あるいは差別されていた時代。
そんな時代に出会ってしまった二人の女性。
いたずらに互いを意識するのではなく、必用なまでの探り合いからの二人の恋に発展していく様はのど元が疼きましたね~
しかし漸く二人が結ばれるシーン、ルーニー・マーラーは脱げるのに、ベテランのケイト・ブランシェットはギリ隠す。
もちろん色々な問題があるのは分かります。
なら脱げる女優を使うことを考えなかったのだろうか?
でも終わってみればケイト以外にキャロルを演じる事ができた女優は居ないよね。
あるいはそう魅させたケイトの実力は圧巻でした。
今年観た映画の中では一番の骨太な役者で魅せるストーリーを観た感じでした。
レズビアン物でアカデミー賞にノミネートされただけも意味のある作品だよね
それにしてもどの時代も男って身勝手でわがままで自己中心的なんだね