監督 サラ・ガヴロン
女性の参政権が認められていなかった20世紀初頭のイギリスを舞台に、階級を超えて連帯し、参政権運動に勤しんだ女性たちの姿を描く、実話がベースのヒューマンドラマ。
キャリー・マリガンが子供と引き離されながらも、その未来のために戦う母親を、彼女に影響を与える活動家のリーダーをメリル・ストリープが演じる。
まさに命がけで戦った女性達がいたからこそ今の人権が成立する、その渦中の女性達を描いたとても素晴らしい作品です。
女性が人権を獲得する前の時代、どれだけ虐げられていたのかを知るには良い機会かもかもしれませんね。
14歳の少女が工場長に・・・・とか、主人公の女性ももしかして少女時代に・・・・とか、男の私でも胸を締め付けられる思いに駆られました。
平和的解決を望んだ女性達が何故にテロリスト染みた行動に移って行ってしまったのか、その過程を胸に刻み、政治とはなんたるものかを是非学んでいただきたい。
と言っても、こんな映画、若い女性は観ないんだろうな。。。。。
実際私が鑑賞したときはほぼ男性(4人)・・・・と、長時間大人しくしていることが苦手そうなオバチャン2人組。。。。。。
平日の夜だったから・・・・ってことにしておきましょうか