フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

2018年03月25日 | 読書

道尾秀介 著

 

 

 

利一が小学生だった頃、仲間といれば毎日が冒険だった。

真っ赤に染まった川の謎と、湖の人魚伝説。偽化石づくりの大作戦と、洞窟に潜む殺意との対決。心に芽生えた小さな恋は、誰にも言えなかった。懐かしいあの頃の記憶は、心からあふれ出し、大切な人に受け渡される―。

子どもがもつ特別な時間と空間を描き出し、記憶と夢を揺さぶる、切なく眩い傑作長編小説。

 

 

 

道尾氏の毒気を取り去った一冊、アドベンチャー物が好きな私には大満足な一冊でした。

 

 

子供の頃にだけあった、下腹部が疼くような、それでいて心臓が張り裂けそうになるほどの冒険と好奇心と絶望が入り交じったような物語。

 

 

あの時代にタイムトリップさせてくれるような運び方がとても心地良かったです。

 

 

 

ところでこれは道尾氏本人が実際に体験した物語なんでしょうか。

 

 

原案は当時の友人のような書き方でしたが、でもそこに道尾氏らしき登場人物は居ないけど、そうなんだろうね。

 

 

ただドッジボールのミス・・・・の件を考えると、彼女が道尾氏?

 

 

いや、それではまげゴムやらトイレやらその他諸々がかみ合わなくなるしな。。。。

 

 

あえて居ないことにしたのか、それとも実際に居なかったのか・・・・。

 

 

でも居ないわけがないんだよな・・・・・・・。

 

 

道尾さん、どゆこと?

コメント
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