フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

あん

2018年11月18日 | 読書

ドリアン助川 著

 

 

 

町の小さなどら焼き店に働き口を求めてやってきたのは、徳江という名の高齢の女性だった。徳江のつくる「あん」は評判になり、店は繁盛するのだが…。

壮絶な人生を経てきた徳江が、未来ある者たちに伝えようとした「生きる意味」とはなにか。深い余韻が残る、現代の名作。

 

 

 

これはなかなか沁みますね。

 

 

物語の素敵さもありますが、彼女の病気がどれだけ壮絶だったかを考えると、やっぱり泣けますよね。

 

 

分かっていたようなつもりでいたけど、この病気に掛かった方のことを思うと心が痛みます。

 

 

・・・・・とは思うのですが、結局この本、どこに重点を置いてるのかよく分からず、作品としてはちょっと甘いかな。。。。

 

 

病気について多少なりとも深く理解することはできたけど、物語として中途半端。

 

 

題材が面白かっただけに、ちょっと勿体なかったかな。

 

 

 

ちなみに映画にもなってますのでそちらの方が面白いかもね。

 

 

観てないけど。。。

コメント
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