フィッシュストーリー☆新潟

釣りと映画と読書と家族の雑記です

サブマリン

2018年11月10日 | 読書

伊坂幸太郎 著

 

 

 

 

「武藤、別におまえが頑張ったところで、事件が起きる時は起きるし、起きないなら起きない。そうだろ? いつもの仕事と一緒だ。俺たちの頑張りとは無関係に、少年は更生するし、駄目な時は駄目だ」/「でも」/うるせえなあ、と言いたげに陣内さんが顔をしかめた。/「だいたい陣内さん、頑張ってる時ってあるんですか?」/と僕は言ったが電車の走行音が激しくなったせいか、聞こえていないようだった。(本文より)

 

 

 

前作「チルドレン」の記事はこちら。

 

 

 

あの陣内さんが12年ぶりに長編で帰ってきました

 

 

遅ればせながら読みました。

 

 

 

相変わらずのいい加減な陣内さんですが、何だろうこの説得力

 

 

ぴか少年がこんな大人に出会ってたらもう少し違う人生があったんでは無かろうか・・・、と妄想した人は多いはず

 

 

いい加減な嘘はつくくせに、根幹では揺るぎない正義感と、マジな嘘はつかない陣内さんに、親としての愛を感じるのだ!

 

 

陣内さんは親じゃ無いけどね。。。。。

 

 

伊坂さんはどんな親に育てられたのだろう。

 

 

それとも子供というのは皆、親に対して不信感を持ってるものなんだろうか。

 

 

共感できすぎてちょっと心が揺らいでます

 

 

親って何よ?

 

 

 

コメント
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