プレイディみかこ 著
人種も貧富の差もごちゃまぜの元底辺中学校に通い始めたぼく。人種差別丸出しの移民の子、アフリカからきたばかりの少女やジェンダーに悩むサッカー小僧……。まるで世界の縮図のようなこの学校では、いろいろあって当たり前、でも、みんなぼくの大切な友だちなんだ――。優等生のぼくとパンクな母ちゃんは、ともに考え、ともに悩み、毎日を乗り越えていく。最後はホロリと涙のこぼれる感動のリアルストーリー。
著者は九州出身の日本人女性。
イギリスに渡りそこで結婚した女性が日々感じるエッセイ的小説です。
一人息子の学校生活から見る人種問題や貧富、親子関係、日本人には馴染みのない問題や人間関係が垣間見られる面白さは良かったです。
もちろんその辺の面白さもあるんだけどね、私が感じるのが親子関係よ!
ホント理想だよね
羨ましいよボクは。。。。。。。。。。
こんなに学校で起きた事や友達との関係を相談された事があっただろうか
ママにはしてるんだろうけど、ボクだって関わりたいんだよ
はぁ、オヤジもかまってくれよ。。。。。。。
そんな愚痴はどうでもいいんだけどさ、この本は色々考えさせられる一冊でした。
ヨーロッパ、あるいはイギリスの文化を学ぶにはとても面白い本だと思います。
どうやら続編が出てる?出る?・・・らしいっすね。
機会があったら読んでみようと思います。