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監督 ブラディ・コーベッド
ハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)は第2次世界大戦下のホロコーストを生き延びるも、妻のエルジェーベト(フェリシティ・ジョーンズ)、めいのジョーフィア(ラフィー・キャシディ)と引き離されてしまう。家族と新生活を築こうとアメリカへ移住した彼は、ペンシルベニアで著名な実業家・ハリソン(ガイ・ピアース)と出会い、ある礼拝堂の設計と建築を依頼される。しかし、母国とは文化や価値観も異なるアメリカでの仕事には、思いも寄らぬ困難と代償が待ち受けていた。
まず、映画の上映時間がとても長いので、途中15分の休憩を挟みます。
個人的には休憩とかしたくない人間ですが、仕方ないですね。。。。
今年のアカデミー賞の各賞にノミネートされているので期待は高まりますよね
前半はサクセスストーリー的な扱いで、建築家として評価されて爽快感がある分、もちろんこのまま上手く行くわけは無いという思いに葛藤させられる。
インターミッションからの後半は、妻や姪、依頼主の家族や仕事関係者と人間関係にドロリとした感情が腹の底にたまっていく感覚に胃が重くなる。
とにかく振り回される主人公の怒りにも共感はある。
ラストは少し駆け足気味の幕になるのだが、まあこの位の落としどころが丁度いいんじゃないでしょうかね。
そうだね、人種の違い、身体の不自由、芸術のとらえ方、多種多様と一言にまとめられない事ってあるんですよ。
それでも生きていかなければいけない環境でもがく人間の物語、良い映画を観させて頂きました。
わざわざR15にしちゃったのは勿体なかったようにも思うけど、やっぱあの冒頭のシーンは必要だったんですかね。。。。
確かにあった方が伏線ぽくはなるんだけど、無くても私は伝わると思うんだけどなぁ。。。。
それからこの物語、フィクションですからね?
入場特典で・・・・
こんな物もらったから実話なのかと思っちゃう人居るみたいですが、違いますよ。
確かに、わざとらしいけどね
合わせてエイドリアン・ブロディ主演の名作もどうですか?
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