バリ島の宗教祭礼ガルガンも昨日までで一段落をし、来週のクニガンを待つ状態になりましたので、またまた、ブログの内容を瞑想の話に戻してみようと思います。
さて・・・
瞑想は「集中力」というものが非常に重要な部分になりますが、この「集中力」に対になっている「緩和力」というものも重要なパーツに挙げられてきます。
でわ・・・
今日は、この「集中力」と「緩和力」について記してみることにします。
まず、「集中法」の1つの例を挙げてみますね。
・・・椅子やベンチなどに座る
・・・壁や塀などに、目の高さに合わせてマーキングをする
・・・このマーキングに集中します
多々ある集中方法の中でもこの方法は非常に簡単な集中の方法になりますが、マーキングに意識を集中し続けることによって段々とマーキングの大きさが大きくなってくる効果があるります。
また、この集中の方法は、弓道競技や射撃競技などのトレーニングにも取り入れてられている方法で、集中の度合いによって標的となる物の大きさが拡大される効果を利用したものなのです。この集中法の作用によって実際の競技時には標的を確実に狙える様になるということになります。野球における投手と打者にも応用が可能ですね・・・
次に「緩和力」について記してみます。
・・・部屋の中で横になります
・・・両手を身体から少し離して手のひらを上に向けます
・・・この状態を保ち、手に平に全意識を集中させていきます
この方法もごく簡単な緩和の方法ですが、段々と意識を集中させた手のひらが段々暖かくなってきます。この様な自己による緩和法を習得していくと自らのの意識によって身体の体温を上げたり、下げたりすることも可能になる訳です。
そして、先にも記しましたが、この「集中力」と「緩和力」の相互関係は「集中」の後に「緩和」をすると絶大なリラックス効果をも齎すものです。
従って、この瞑想方法は、通常の瞑想方法とは別の方法として「集中力」と「緩和力」の2つの要素を最優先に位置させます。
すなわち、この2つを合体させた形式で1つの瞑想方法とする訳です。
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でわ・・・
この現象を野球に例えてみますね。
一般的に、野球の選手に欠かせないメンタルの要素としては次の事項が考えられています。
「感情のコントロール」
「イメージ力」
「気力」
「集中力」
「リラクゼーション」
「目標の設定」
「準備」
「自信」
そうなんです・・・
既に、お分かりのように、上記で述べた「集中力&緩和力」による瞑想法は、野球選手にとって必要なメンタル要素内の「イメージ力」「集中力」と「リラクゼーション」の3事項を満たすことになります。
また、補足として、ここで言う「集中力」は「感情のコントロール」にも大きく連動をすることから4つの項目をも満たすことと言えましょう。
更には「イメージ力」については視覚機能、すなわち「視覚化/ビジョン」のトレーニング分野にまで関わりを持つものです。
要約すると、1つの瞑想方法によって野球選手の理想とされる状態である「高い集中力の維持」「肉体を思い通りにコントロールできる状態」を形成することが可能になると言うことです。
そして、既にご承知のことと思いますが、この状態は「ゾーン状態(体験)」と呼ばれており「肉体面」「精神面」ともに「最高なコンディション」になったとき達成される状態を指しています。
すなわち、瞑想にはゾーン状態(体験)を形成する最大的な効果があるのです。
以上、述べた内容からも、瞑想という行為は、絶大なる効果を野球の指導面へ齎すものと断言致します。
( 外国人監督のゾーンモード方程式に続く)
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