ハラボジの履歴書

祖父が日本に渡って来なければならなかった物語を記憶に基づき
在日100年が過ぎようとしているいま書き留めておく。

お好み焼きなら長田が一番

2007年06月01日 | Weblog
 全国でお好み焼きの一番うまいといえば長田である。お好み焼きは米が貴重なとき、小麦粉を米の代用とし最初は洋食焼と言われて、生地を鉄板で焼きキャベツなどを載せたのが始まりとも、いわばクレープのようなもので、イタリアのピザ、韓国のチジミと同様のもの、庶民の食べ物が原型であるといってもよい。
下町が多い長田区では、お好み焼き店は焼肉店とともに多い。今ではこの食べ物創作的料理に発展し、中に入れる具も肉、魚にとどまらず、さまざまな食材が利用されているが、中には長田発信のぼっかけ(牛筋肉)とそば飯は全国ネットとなった
ソースにしてもドロソースなどといって、製造工程での沈殿物をさらに香辛料を加えたソースの濃縮とも言うべきものもこの長田が発祥の地。
庶民グルメの発祥の地、長田を復興の目玉にした動きもある。

              長田の老舗  「おせ」にて

政権交替の予感

2007年06月01日 | Weblog
 社保庁改正案の強行採決で国民が政府に向ける目が益々厳しくなった。
なぜそんなに採決に急ぐのかといった批判が多い中、参院選をにらんでいるのであれば、まさに逆効果であり、野党に追い風をふかすこととなる。
又国民の年金をこのような形で曖昧な形で充分な議論もしない内に法案を可決するのは結果、政局となる。
40年前、岸内閣の時代一夜のうちに日米安保条約を採決したとき、国民怒って国会を取り巻いた、安保闘争いま。今の日本ではデモなどの発生はないが参院選での国民のしっぺ返しが早くも予測できる。ちなみに岸首相は安倍首相の祖父であり、何か因縁めいたようなことを感じるとともに亥年は荒れるということで古くは室町時代の応仁の乱があった時代に酷似しているなどと危惧する人もいる、益々混沌としてきた今の日本の政局である。


               苦悩の表情を浮かべる安倍首相  毎日新聞から