眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

何歳まで働ける?

2024-09-07 21:26:42 | 日々の雑記帳
結婚式のようなかしこまった封書が届いた。

結婚するような方は知り合いにいないから、どなたかなと思って裏返したら、知らない方のお名前。

でも、社名を見たら、「あ、なるほど」と納得。

25年ほど懇意にさせていただいているアパレルブランドの社長(女性)が、社長職を別の方に譲られた
という案内だった。ご自身は会長職に就かれるらしい。

私よりも年上でいらっしゃるので、ちょうど75歳でいらっしゃると思う。
数年前から、引退のことを口にされていたので、区切りよくということかもしれない。

この社長の起業物語は本当におもしろかった。大学時代、アルバイトをしようと思って、いくつか
当たって働いてみたけれど、どうにも合わないと感じて、ご自身でアクセサリーを作って販売し、
順調に売れていたけれど、ショップの意向で販売が出来なくなったりなどがあって、自前の
店舗を持つことを決意。アクセサリーだけでは販売するものが少ないので、小物や洋服などを
「作って売る」といったところから、国内に数十店舗を持つアパレルブランドに成長させた。

その背中から風のあおりを受けるように、ブランドをぐんぐん成長させていく姿は本当にスゴイ。
才能と努力と運をつかむ人はほかの人が成しえないことを成し遂げるんだなあと感動したものだ。

すでに半世紀以上、自社を率いて先頭を走られていた姿は尊敬しかない。
まだまだ、引退には早い気がする。おそらく、社長職はゆずってもすべてから退くというわけでは
ないご様子なので、私も励みにしたい。

私の周りでは、働き続けている人たちが多いので、私も頑張らなくては思うことが多い。
もちろん、私は病気療養でお休みはしているのだけど、会社の規定で70歳までは働けるので、
復帰したら、70歳までがんばりたいと願っている。

もちろん、元気であれば、その先も働きたいのが本音。

前述の社長のようにご自身で企業なさった方は自分がいつまで働くかを選択できるのは
うらやましい限り。

大学時代の友人夫婦は夫さんが医師で内科のクリニックをされているが、奥さまは
「80歳までは頑張って」と言っているのだとか。いいなあ。そこまで働ける環境。

もちろん、現役を引退して、のんびり好きなことを選択して生きていかれる道もすてきだと
思うけれど、私のようにやたらと仕事をして来た人間は、どうも働いている人生こそが
安心できることのような気がしている。※なので、働けない今は結構に辛い。

病気なんかになってしまって、計画通りにいかないことだらけだけど、私なりに
凡庸ながら頑張って生きていこうと、背中を押された気分になった。

ありがとうございます!

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