映画のハシゴしました。1本目は『綴り字のシーズン』。結果的に、これは『スタンドアップ』を観るまでの時間つぶしになってしまいました。つまらんかった・・・。
アメリカにはスペリング・コンテストというのがあるんですね。日本でいうと漢字検定みたいなもんか?天才的な感覚でこのコンテストを次々と勝ち進んで行くイライザという娘が、自分のせいでバラバラになった家族を再びまとめるというお話なのですが、面白くなかった。
逆に『スタンドアップ』は始まるのが待ち遠しいぐらい楽しみでした。
『モンスター』で、きれいなだけのお人形さん女優から脱皮したシャーリーズ・セロン(ラックス、スパモイストのCMで美しい背中を見せている人です)が主人公。
ジョージーは父親の違う二人の子供を連れて、暴力夫から逃げ出し故郷のミネソタへ帰ります。父親は「親元にいる年じゃない」と冷たい(ここが日本と違うところ)。友人のツテで鉱山で働くことになりますが、男性対女性の比率は30:1。セクハラの嵐です。
女子更衣室には卑猥な言葉が書きなぐられていて、驚くジョージーに「スペルは間違っちゃいないわ」と自嘲気味に友人はつぶやきます。
いろいろな嫌がらせに抗議すると、会社を辞めろと言われる。せっかく自立して家も買ったのに。もう誰かに頼って生きることなんて考えていないのに。
そして、たった一人だけで彼女は立ち上がります。
私の好きな“アゴ割れ”フランシス・マクドーマンドが友人役で出ています。
この写真ではあまり“アゴ割れ”がわかりません。
シシー・スペイセクが母親役!私にとっては永遠の『キャリー』、血まみれ超能力少女だったのになぁ。
大人のシシー ホラー映画『キャリー』でのシシー