バレンタインのチョコのお返しに本をいただきました。
私は花が好きです。あ、でも花に詳しいわけではありません。
『荒野の庭』の帯にはこう書いてあります。
たった一人で庭を作り、花と向き合う小説家、丸山健二。
この世こそが地獄であっても、花は咲き誇り、潔く散る。
世界が不毛の荒野であっても、丸山は庭を作り、小説を書く。
そうか~、この本にある花の庭は丸山氏が1人で作っているのか・・・。孤独を感じないのだろうか。花は彼に語りかけたりするのだろうか。
本の中にある、冬の、雪の中の花も美しいが、雨上がりの夏と思しき庭の花もたいそう美しい。
全てのページではないけど、言葉が書いてあります。長かったり短かったり、それを開いた時の気分で文章の意味も違ったものに感じます。その時々でうなずいたり、違うと首を横に振ってみたり。時に難解であったりするのに、別の時はスルスルと入ってきたりします。
でも、だいたいは花の写真を見たりするだけで満足です。