NATO前事務総長のストルテンベルグ氏(2024年10月)=AP
【ロンドン=共同】
ノルウェーで4日、内閣改造が実施され、財務相に北大西洋条約機構(NATO)前事務総長のストルテンベルグ氏(65)が就任した。
ノルウェーでは先週、労働党と中央党の連立政権が崩壊。離脱した中央党の8閣僚が交代した。
ストルテンベルグ氏は労働党の元国会議員で、1996〜97年に財務相、2000〜01年と05〜13年に首相を歴任。14年10月からNATO事務総長を10年間務めた。
国内でも知名度が高く、9月上旬に実施予定の総選挙を前に、支持率が低迷する労働党の立て直しに期待がかかっている。
米ニュースサイト、ポリティコなどによると、欧州連合(EU)との協力に懐疑的な中央党は、クリーンエネルギー普及を巡るEUとの連携に反発。親EUの労働党と溝を深めた。
日経記事2025.2.5より引用