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トーマス・グラバー 第三章 「世界の大きな謎」フリーメーソン  全民族のための宗教へ

2024-07-23 21:15:57 | 秘密結社 フリーメーソン、イルミナティ、秘密結社など、

トーマス・グラバー 第三章 世界の大きな謎」 ユダヤ教の改革者「イエス」https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5a59687effc144a4a42cebd426f7fd32
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全民族のための宗教へ

しかし彼が目にしたユダヤ教聖典の中には驚くべき文言が記されていた。 それが前述したタルムードの中 

「ユダヤ人は神から選ばれた民族である。 その他の民族はユダヤ人の奴隷として使用すればよい」との文言であった。

 

イエスが何の苦労もなく食べていけるパリサイ、サドカイ派に属している人物なら、この文言を「さもありなん」と、なんのためらいもなく受け止めていたかも知れない。

しかし少しでも経済的に余裕のある生活を願い、ユダヤ教の祭司、教父にあこがれていたイエスにとって、この文言は絶対に許すことのできないものであった。 
宗教は一民族の幸福のためにあるのではない。 民族、世界を超えて万民のためにあるべきものである。

イエスはユダヤ教を乗り越えて、万民のための宗教を新たに創設しなければならないと強く心に誓った。 そして、その一歩として、経済的支援はできなくとも、病人(心の病も含めて)を無料で治癒することから取り掛かった。

 

イエスはイスラエルのベツレヘムの生まれだが、この頃はガリラヤのナザレに住んでいた。 このため、病人治癒の第一歩はナザレから開始された。

 

 

 

 

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この本には、歴史的に貴重な写真、図、文献なども数多く掲載されている秀逸な作品ですが、それらをPDF化して皆さんに紹介することもできますが、著者と発行所の『長崎文献社』に敬意を払って、全てを紹介するのは、控えたいと考えております。

 

 

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