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ハリス氏、国境管理を強化へ 「不法越境者は国外追放」

2024-09-28 19:22:50 | 米大統領選2024


ハリス副大統領は27日、西部アリゾナ州の国境沿いを訪ね、警備隊と話し合った=ロイター

 

【ワシントン=飛田臨太郎】

11月の米大統領選に立候補している民主党のハリス副大統領の陣営は27日、不法移民を制限する国境管理の措置を強化すると発表した。

ハリス氏は同日、大統領選の激戦州・西部アリゾナ州のメキシコ国境地域を訪問し、強硬な姿勢をアピールした。

 

バイデン政権は当初、「寛容な移民政策」を打ち出していたが、メキシコとの国境を不法に越えようとする人が急増し、社会問題となった。

6月には国境管理を強化する大統領令を出して政策を転換した。不法越境者が1日平均2500人を超えると、難民申請を受理せずに入国を拒否するといった内容だ。

 

税関・国境警備局によると8月の不法越境者は大統領令が効果を発揮し、昨年同月に比べて7割近く減った。

この国境封鎖に近い厳しい措置は不法越境者が一定基準を下回れば解除するルールになっている。ハリス氏は現状よりも解除を難しくする基準を導入して、より長い期間、厳しい国境管理を継続できるように切り替える。

 

ハリス氏は演説で「不法越境者は逮捕し、国外追放され、5年間は再入国を禁止する」と強調。その上で「大統領として米国の主権を守り、国境を安全にし、壊れた移民制度を修正するために働く」と訴えた。

バイデン政権の不法移民対策を改めて説明し、大統領選の重要争点に真剣に取り組む姿勢を強調した。ハリス氏の国境訪問は民主党の大統領候補に指名されてから初めて。米メディアによると、およそ3年ぶりとなる。

 

一方、共和党のトランプ前大統領は厳しい移民政策を掲げる。世論調査で移民問題についてはトランプ氏の評価がハリス氏を上回っており、同氏は挽回に動いている。

トランプ氏は移民政策担当者であるハリス氏の責任を追及して支持層の拡大を目指す。激戦州の中西部ミシガン州で27日、演説し「ハリス氏は責任をとって辞職し、出馬をやめるべきだ」と迫った。

 

トランプ氏は大統領在任中に始めた「国境の壁」の建設完了を公約に掲げている。すでに流入した不法移民は国外に強制送還すると唱える。

 

 

 
 
 
 
米大統領選2024

2024年に実施されるアメリカ大統領選挙に向け、ハリス副大統領やトランプ氏などの候補者、各政党がどのような動きをしているかについてのニュースを一覧できます。データや分析に基づいて米国の政治、経済、社会などに走る分断の実相に迫りつつ、大統領選の行方を追いかけます。

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日経記事2024.09.28より引用

 

 

 


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