ナベツネ・中曽根・キッシンジャー路線
2004年は、カウンターパーツの「世代交代」が行われた年になりました。 冷戦期の1970年代から2000年に至るまで、日本の戦後論壇に強い影響力を持ってきた、渡邊恒雄(読売新聞元会長、通称ナベツネ)と中曽根康弘(元首相)を中心にした「論壇サークル」が凋落する現象が起こりました。
それに代わって、台頭してきたのが、宮内義彦(みやうちよしひこ、オリックス会長)、孫正義(ソフトバンク会長),三木谷浩史(みきたにひろし、楽天会長)らを中心とする、金融IT勢力です。
「新政商」ともいうべき、これら日本財界人と連動する形で、竹中平蔵(たけなかへいぞう、経済財政担当大臣、参議院議員)のようなグローバリストといわれる人たちが、アメリカ金融界のカウンターパーツとなり日本の政財界の中枢で暗躍し始めます。
ナベツネは、読売新聞という巨大メディアと巨人軍というプロ野球球団を支配していた、戦後の大物財界人です。 もとは自民党の党人派の大物・大野伴睦(おおのばんぼく)の番記者として、エリート政治部記者の経歴を重ねてきました。
彼は、読売ワシントン支局時代に、ニクソン大統領とキッシンジャー大統領補佐官の活動に焦点を絞り、『大統領と補佐官』(日新報道 1972年)という著書を書き、アメリカ政界の影の実力者であったヘンリー・キッシンジャー(ユダヤ人・ロスチャイルドの下僕)に急接近します。
一方、彼の盟友である中曽根康弘は、素手の1953年に、ハーバード大学のセミナーに参加して、若きキッシンジャーに属国日本の指導者として「青田買い」されていました。
ここで生まれたキッシンジャー・ナベツネ・中曽根のネットワークが究極的には、戦後の1970年代頃から小泉政権誕生までに日本保守政界(自称?)を動かしていました。
読売新聞は、もともとリベラル左翼の新聞でしたが、ナベツネ路線によって、一気に右傾化(安倍・高市のようにただのコスプレ)します。 これはキッシンジャーを中心に練られていた、米ソ冷戦による当時の反共政策と連動したものです。
何度も言いますが、日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待したり、日本の国土を自衛隊基地の周辺まで中国に売却した安倍のどこが愛国保守なのか?信者は説明してみろ! ドアホらが。
そして親中の安倍の愛人ともいわれ、安倍の尻を舐める高市早苗。 2016年安倍政権下で総務大臣に任命され就任した途端に米中覇権兼戦争の最中、演説とは真逆に、ソフトバンクと癒着し、Huawei基地局を大量導入した安倍に劣らず親中派。
高市早苗は松下政経塾卒業後、反日・親中で有名な小沢一郎率いる新進党に入党し、小沢と反日活動やっていたバリバリのリベラル左翼。
話題となった山本拓との再婚。 山本も新進党に入党し、小沢と反日活動やっていた反市ド左翼。 高市の実の弟は山本拓の秘書という一族挙げての反日左翼。
高市・山本共に国民からソッポを向かれ自民党に鞍替え。山本拓は親中で有名な二階派に所属、高市は保守・右翼のコスプレ。 アホでないならいい加減気づきなさい。
リンカーン、ケネディ、安倍元首相暗殺の共通点https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/62b46eec87d1a18e8da9195e4d353d64
「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/27bed3ffb543541c1c8f7c01ca12ad67
安倍首相と吉本の癒着
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0d751933c459f69c96a305e3ad93af62
頭の痛いことに、日本はアメリカにコントロールされるジャパンハンドラーズだけでなく、中国・ロシアにコントロールされるジャパン・ハンドラーズがいるのです。
まあ、アメリカには戦争に大敗北し、民主化・経済発展させてくれたので仕方ないにしても、反日・独裁共産主具国家の中国・ロシア・北朝鮮に尻尾を振るとは何事か!です。
そして、このキッシンジャー・ナベツネ・中曽根ラインが読売・産経・PHP などの新聞・マスコミを中心に、日本の親米言論を造り上げ、朝日新聞・毎日新聞・フジテレビ・TBSなどが親中国・ロシア・北朝鮮の言論を造りげ対立するという構造が戦後長く続いて来たのです。
また、従来の読売新聞は、朝日・毎日並みのバリバリの反日左翼新聞で有名でした。
特に大谷昭宏(おおたにあきひろ)記者などの「黒田軍団」は完全なリベラル左翼、自分で調べてみなさい。 アホが騙され、保守と信じただけ。いつもの事です。
松下政経塾は、1993年の宮田義二塾長時代から代々、中国社会科学院の推薦でインターンを受け入れるようになり、
1990年代後半から2000年代の前半にかけ、「政経塾全体の雰囲気が、次第に親中的になりました。
中国人の研修は約半年間で、過去19人の同院出身の中国人卒塾生が巣立っています。
2012年6月、警視庁が摘発したリアルスパイの李春光・中国大使館一等書記官事件。
表向きの理由は「公正証書原本不実記載等」(戸籍偽り)の容疑ですが、「中国人スパイ事件の象徴」として注目を浴びました。
事件発覚直前に中国へ帰国した李容疑者は、政経塾20期の海外インターンとして1999年に入塾し、外相・玄葉光一郎と政経塾の同期ですが、どうせ彼が逃がしたのでしょう。
松下幸之助翁が後に語った言葉。 「わしはいろんなのものをつくってきたが、、ひとつだけ失敗したものがある。 松松下政経塾だ」。
ちなみに、安倍・高市と癒着する、中国大版ジャパン・ハンドラーズの大物フィクサーは、誰もが知るSBIホールディングス会長の、北尾吉孝(きたおよしたか)氏です。 これについては、別途詳しく紹介します。
何事も失敗の原因は根拠なき楽観! 日本政治編https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9babed52cad9d1e5f3969218268e7444