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英外相、ウクライナの越境攻撃に理解 「反撃権利ある」

2024-05-04 10:08:00 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


キャメロン英外相㊨はゼレンスキー大統領に追加支援を伝えた(2日、キーウ)=ロイター

 

【ロンドン=江渕智弘】

英国のキャメロン外相は2日、ウクライナが同国から供与された武器でロシア領内に反撃することに理解を示した。ウクライナには「その権利がある」と述べた。ロシアは危険な発言だとして反発している。

ウクライナの首都キーウ(キエフ)でロイター通信に答えた。英国が提供する武器を「どう使うかはウクライナが決めることだ」と話した。

「ウクライナにはロシアに反撃する権利が絶対にある」と語り、それがロシア領内への反撃でも「ロシアがウクライナ領内を攻撃しているようにウクライナにはその権利がある」と指摘した。

 

英国は射程の長い空中発射型巡航ミサイル「ストームシャドー」や大量のドローン(無人機)をウクライナに供与している。

英メディアによると、ロシアのペスコフ大統領報道官は「緊張を高め、欧州の安全保障を脅かす可能性がある」と非難した。

 

キャメロン氏はゼレンスキー大統領と会談し、スナク英首相が先に表明した年30億ポンド(約5700億円)の軍事支援を説明した。

ロシアの攻撃で発電所の被害が相次いでいるため、エネルギーインフラの修復などに3600万ポンドの追加支援を約束した。

 
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日経記事2024.05.04より引用

 

 

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