◆ 第2回甲府の魅力発見ツアー◆
こんにちは。山梨英和大学の津田です。
2月20日に甲府市学生レポーター第2回「甲府の魅力発見ツアー」が行われました!
ツアー前半は甲府駅北口の甲府城跡周辺を歩き回り、甲府城にまつわるさまざまなお話をお聞きしました。
その様子については、他の学生レポーターが記事を書いていますのでそちらもご覧ください!
私はツアー後半の様子をご紹介します!
ツアー後半はバスに乗り、湯村方面へ向かいました。
まず訪れたのは、「湯村温泉郷ゆかりの人物資料室」。
昭和の文豪・太宰治はここ甲府の地で新婚生活を過ごし、湯村温泉郷
にも度々訪れていたそうです。
津軽出身の太宰治が甲府と深いつながりをもっていたことに驚きました
今回は資料室の中までは入りませんでしたが、機会があればまた訪れてみたいです
続いて向かったのは「塩澤寺」。
石段を上ると大きな地蔵堂が見えてきます。
こちらの地蔵堂は建物自体が国指定の重要文化財、中にある地蔵菩薩像が県指定の有形文化財になっているそうです。
違いがあるのが面白いですね
塩澤寺は毎年2月13日正午~14日正午にかけて、厄除け地蔵尊大祭を行います。
その24時間だけはお地蔵様が耳を開き、人々の願いを聞き入れてくれるそうです
今年は終わってしまいましたが...来年は是非行ってみたいです
そして、石段を下りる際に目に入ってきたのがこの六体のお地蔵様。
なぜ“六体”なのかご存じですか
人間が死後いずれかに生まれ変わるとされる、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道の六つの道すべてを見守るために、六体のお地蔵様がいるそうです興味深いお話でした。
次に訪れたのは、「加牟那塚古墳(かんなづかこふん)」。
今回は特別に古墳の中にも入らせていただきました
中は暗く、大きな石が積み重なっていました。
奥壁になっていた大きな一枚石が印象的でした
これは古墳時代後期の特徴で、横穴式石室とよばれるそうです。
また、古墳の上にも登らせていただきました。
甲府市街が一望でき、圧巻の景色でした
住宅街の一角に古墳が存在することが、私の一番の驚きでした。
あまり知られていないながらも、歴史を感じることのできる魅力的なスポットですね
最後に向かったのは武田神社南側の「武田氏館跡歴史館」です。
ここは4月5日(金)オープンの予定で、現在は着々と工事が進められています。
オープンが楽しみです
愛称は「信玄ミュージアム」。
武田氏にまつわる歴史を学ぶ新たな拠点となりそうですね
オープンした際にはぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
私も行ってみようと思います
今回の甲府の魅力発見ツアーを通じて、甲府市が歴史とともに生きるまちであることを大いに実感しました。
開府500年を迎えた今年は、改めて甲府の歴史を見つめる良いタイミングですね
今回のツアーをきっかけに甲府の歴史にまつわる学びをさらに深めていきたいです