Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

自作PC

2010年06月15日 17時51分45秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

先日以来、自作PCへの憧憬が日に日に強くなり、ついに作ることを決めた。
とは言え、初めての試みなので流石に一人では作れないので、PC製作に強い人と
相談・ならびに手伝ってもらった。
一週間前ほどから、設計思想とパーツの検討・注文を行い。昨日ついにすべての
パーツが届いた。
別に今まで使っているPCが取り立てて不満足というワケではなかった。ただ元々使っ
ているPCは、メーカー品なので、一旦どこかの部品が壊れたら「オシャカ」という、
メーカー品の宿命ともいえるものからいい加減卒業したいと、かねてより思っていた
のである。
その為、これまで別にさして必要ではなかったHDD増設とか、電源部交換などの作業
を小まめにやっていたのである。

今回の自作PCの設計思想は、ただ一つである。それは「処理の速さを目指す」という
なんら新鮮味のない、巷で言い続けられているものである。ただし、写真、動画、
動画のレンダリングといったように、画像処理系に対する拘りがあった。そこで
記憶媒体は三つ用意することにした。

1:まずOSは、HDDではなく、SSDと呼ばれる記憶媒体に収納する。SSDは読み込み
書き込みのスピードがHDDよりもはるかに速いスピードなので設計思想とバッチリ
である。だが、価格が高く、128GBで35000円もする。よってここには、ソフト関係
のアプリケーションなどしか置かず、OS、ソフトの起動に専念させる。

2:RPM10000のHDD。最寄の家電屋さんでは、7200回転のHDDしか売っていない。
10000回転のHDDは手に入らないが、この回転数の違いは、読み込み・書き込みの
スピードに大きく影響する。故に、容量の大きい映像・写真ファイルをここに
収めて作業をすれば、ソフト自体はOSのあるSSDから動いているので、その速さが
ほとんど軽減されることはないし、SSD自体の容量を圧迫することもない。という
ことで一石二鳥なのである。とはいえ、これも600GBの容量のものが2万円もする
というから、とてもではないがファイルを無尽蔵に置く事ができない。そこで・・・

3:RPM7200のHDD。このHDDはファイル保管用のものである。厳選されたファイルは
ブルーレイディスクに焼かれるので、ここのHDDについてもそんなに容量は大きく
いらないだろう。整理についてズボラな私でも1TBもあれば十分である。

このように設計上は記憶媒体を3台構成にしたのだが……、実はまだ10000回転の
HDDは届いていない。現状は1と3の2台構成である。
まぁその他にも電源部とかサウンドカードとか、ビデオカードなども導入したが
この辺りは、電源部が静かなこと以外については、特筆すべき箇所はない。
CPUについても、最新のものを入れようと思うと値段がいくらあっても足りない
ので、corei7 930@2.80GHZで留めて置いた。あと、USB3.0がまもなくやってくる
ので、マザーボードも3.0対応のものにしておいた。
ビジュアル的によかったのは箱である。アンテックのPCケースを使うことにしたが
これがなかなか素晴らしい。ケース上面に大きなファンが付いているのと、側面
がスケルトンになっているのが魅力で、ケースのクセに美しいではないか。

まぁ、そんなこんなで、作業を手伝ってもらうこと4時間。ついに完成した。
前述したようにまだ最後のHDDの一つが届いていないが、それでも申し分ない。
起動すると…速い。さすがSSDである。しかも驚くほど静かだ。実のところ作業は
4時間にも及んだが、その3時間は組み立てに費やされている。BIOS設定もすんなり
クリアし、OSのセットアップに至っては15分もかからなかった。
これはヤバイ。もう元のPCには戻れないかもしれない。windows7のOSは軽いことで
有名ではあるが、それにしてもスッカスカの軽さである。ただ、64bit版なので
ソフトが対応していないものも多いのが残念ではあるが、スピードに特化するなら
32bitなどは考えられないということで、あくまで速さを貫いた。

結果的に総制作費については、EOS5DmarkIIの現在での価格以上のものになって
しまったが、後悔はしていない。