今まで繰り返し用いられているモチーフがまた用いられている事件。
一つは、(磁性体の)テープ類。
『大学教授殺人事件』や『小さな依頼者』と同様、
作者得意のワイヤートリックでの「糸」として、無類の強さを誇る物体。
本当に、文字通り糸である。
特に注目してほしいのが、「FILE3 婚約指輪!? (3)」の回。
第46ページ、4コマ目。
実は私、初読の際、この「糸」が2本縒り合わさった物だと読み取れなかった。
勿論、そうでもなければテープから鍵が抜けなくなってしまうのだから、
間違ってるのは私なのだが、
この文章を書く直前まで首を捻ってしまっていた。
もう一つは、指輪だ。
『連続二大殺人事件』の他、
『コーヒーショップ殺人事件』『偽りだらけの依頼人』でも登場している。
最後に、この事件で、
「薬指にはめる指輪の意味という常識も知らずに生きてきた事を
恐れられるどころか褒め讃えられる社会人の成人女性」という、
世にも名状しがたい存在が誕生している事を付記しておく。
それでは。また次回。
一つは、(磁性体の)テープ類。
『大学教授殺人事件』や『小さな依頼者』と同様、
作者得意のワイヤートリックでの「糸」として、無類の強さを誇る物体。
本当に、文字通り糸である。
特に注目してほしいのが、「FILE3 婚約指輪!? (3)」の回。
第46ページ、4コマ目。
実は私、初読の際、この「糸」が2本縒り合わさった物だと読み取れなかった。
勿論、そうでもなければテープから鍵が抜けなくなってしまうのだから、
間違ってるのは私なのだが、
この文章を書く直前まで首を捻ってしまっていた。
もう一つは、指輪だ。
『連続二大殺人事件』の他、
『コーヒーショップ殺人事件』『偽りだらけの依頼人』でも登場している。
最後に、この事件で、
「薬指にはめる指輪の意味という常識も知らずに生きてきた事を
恐れられるどころか褒め讃えられる社会人の成人女性」という、
世にも名状しがたい存在が誕生している事を付記しておく。
それでは。また次回。