ねこのとけい

世界各地、そして日本各地で活動している動物写真家、岩合光昭。
アフリカや北極圏などでの野生動物撮影もその代表作ではあります、が
（「雪遊びをするニホンザル」なども彼の作品です）
彼の名を大々的に広め、そしてもっとも愛されている作品は
日本、そして世界の「猫」を撮影したもの、ではないでしょうか。
2012年からオンエアされている「岩合光昭の世界ネコ歩き」は
映像、という形で様々な世界中の猫のかわいさやその生きる環境を描いており、
毎回見逃せない番組となっております。

というわけで、KTNギャラリーで開催中のミニ写真展「ねこのとけい」に行ってきました。

時計と言うものを持たない猫の1日・・・朝起きて、食事をし、恋をし、子育てをする
そんな猫の日常のひとこまを切り取った展覧会であり
「ミニ」といいつつも広くない展示スペースを有効に使い
たくさんの作品に広めの物販コーナーまで充実した展覧会となっております。

作品自体はこれまでの展覧会でも見た作品が多いのですが
（そりゃ2012年から長崎・福岡近郊で開催された岩合さんの猫展覧会たいてい行きましたし・・・）
今回は「長崎の猫」の特別展示コーナーもあったり、
また見にこられた方が撮影した自分の家の長崎猫の写真もあったりと
猫好きの方にはたまらない写真展になっているのではないでしょうか。

会場も長崎駅と大波止の中間点近くですし、買い物ついでにでも
ふらりと立ち寄っていただきたい展覧会でございました。