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第56回宣伝会議賞反省会:その2

2019-02-05 | コピー

宣伝会議賞一次審査の結果を確認いたしましたので、
とりあえず一次審査を落ちた課題の反省、というものを
数回にわけてやってみたいな、と思います。

第2回は一次審査を通ってるキヤノンマーケティングを飛ばして。

6:牛乳石鹸
課題:バウンシアボディソープの認知度アップ

「とっても気持ちのいい濃密泡のクッション」で洗えるボディソープであることを
認知してもらえるようなアイデアを、ということで、

「毛穴の奥の汚れも、思わず弾みたくなる泡クッション。」

とか

「みっちりともっちり、どっちを選ぶか迷っています。
 実際に使って、どっちが似合うか決めてくれますか?」

とか

「これが、石鹸業界を席巻する泡か。」

というコピーを考えていたのですが

途中で「泡洗顔を全身で」というコンセプトにたどり着き、

「顔だけじゃなくて、この泡で全身を洗えるなんて。」

「まだコスって
 オトしているなんて
 ヤバンね。」

などのコピーを応募いたしました。

・・・これに関しては実際に通った作品見ないと落ちた理由がわからない気がしてきた。
もう一個コンセプトを見つけられればよかったかな?

7:京セラ
課題:京セラがどんな会社かを魅力的に伝えるアイデア

京セラドームは知ってるけど、京セラがどんな会社か知らない。
そんな人に伝わる表現を、ということで、まずは京セラの事業内容を調べたわけですが
そこをうまく要約して15秒なり20秒なりで飲み込んでもらえるかがわからない。

だったらとにかくキャッチで興味を引いて、
説明はボディコピーなり検索結果なりに投げたほうがよくない?と考えました。
(この考え方は他の課題でもちょこちょこ出てきます)

「実は、小さくて新しいもので、世界を変えてる会社です。」

「京都生まれの技術マスター、セラミックのスペシャリスト、最先端のテクニシャン。
 自分で言うのは、ちょっとどころじゃない恥ずかしさですけど。」

「京都で最新技術の老舗をやっています。京セラです。」

「あのドームに名前つけられるくらい、儲かる技術を持ってる会社です。」

といった作品で挑戦しましたが、
やはりもう少し「技術」の中身に寄ったほうがよかったのかな、とも。

8:霧島酒造
課題:体にうれしい本格焼酎の魅力が伝わるキャッチフレーズ

本格焼酎は糖質ゼロ・プリン体ゼロ、ということを宣伝してほしい。
なお、「糖質ゼロ・プリン体ゼロ」というワードを使う場合は商品名でなく「本格焼酎は」とセットで。
というお題になっております。

ということなので今回は「霧島酒造」の広告であることを一旦脇に置こう、と考えました。

「本格焼酎で作るチューハイ、糖質・プリン体ゼロで、
 度数はあなた次第でいくらでもストロング、です。」

「気持ちいい酔いと深い味、翌日の飲みすぎた後悔だけを残す酒が、本格焼酎です。」

「雑なものには、本格は名乗れない。
 余計なものは、本格にはいらない。」

「酔えればどんなのでもいい、が、
 できるだけ健康に呑みたい、に変わったので
 呑むものが本格焼酎になりました。」

こうして並べてみると、パンチ力不足に気がつきます。
もっと突っ込んだ表現をすればよかったのかな。


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