(つづき)
長年念願だった 岩船岳 に、目標時間内に辿り着きました。これからまた長い時間をかけて、宮島桟橋 まで戻ります。
岩船岳の山名の源と言われる岩を通過。
大川越・青海苔越の峠を通過。
同峠設置の岩船登山道の概略図
しばらく、なだらかな尾根道です。
先峠山が正面に見えてきました。
先峠山に登り始めた所に、三ッ丸子(山)への分岐が有り、作戦会議。
3グループに分かれることになりました。
1、4名は往路をピストンで帰る。
2、多々良林道経由で帰る。
3、三ッ丸子、広大植物研究所経由で帰る。
お互いの無事を祈りながら別れました。
私たちは二人で敢えて 三ッ丸子コース に挑戦しました。
正面の先峠山をトラバースして三ッ丸子へ向かいます。
小さな沢を渡ったり、支尾根などを越えて行きます。
この辺りで、先峠山からのコースと合流します。
三ッ丸子の最初のピークに到着しました。
お互いの記念の写真を撮りあいました。
三ッ丸子山の第一峰の標識を持って
第二峰に向かいます。
第二峰です。
三ッ丸子第三峰着、ここからの眺望は最高でした。
暫く景色を楽しむことにします。
羅漢山
吉和冠山
大野権現山
先程登頂した、宮島の 岩船岳 の山頂の稜線。
頑張って登ったアップダウンの様子が思い出されます。
対岸の 宮島口桟橋 や廿日市市街地、船倉山方面
三ッ丸子から鞍部へ下りて 大江山分岐 を探します。
分岐の ピーク に到達し、右方向の室浜山へ向かいました。
ここで、左方向の大江山へ向かうコースも良さそうです。
ここからは、シダ と 急斜面 のコース に泣かされました。
殆ど人が通った形跡もなく、シダは伸び放題。
ただ、登山道らしいコースは有り、迷わず進んで行きました。
鞍部から急登になり何とか 室浜山 の頂上へ着きました。
室浜山から西方面へ迂回しながら、広大植物研究所を目指して下山しました。
途中、研究所の タグ が沢山の樹木に付いていました。
疲れも出てきた頃、大野瀬戸などの景色が、何よりの癒しとなりました。
ふもとの海岸を見ても、標高差を感じてしまいます。
カキ養殖のカキ筏など見えています。この辺りのカキは美味しいようです。
見晴らし岩が近そうですが、もう遅くなってしまったのでパスしました。
下りてきた所にも同じような標識が有りました。
研究所の敷地内に下りてきました。通学用のバイクでしょうか?
この後、海岸道路を歩行中に私達を追い抜いて、桟橋方面へ帰って行きました。
海岸線の道路へ出ました。
まだ開いていた門扉を通過しました。
夕日も間もなく落ちそうになり、山影の河口も暗くなってきました。
鹿も、ねぐらを探しているようです。
とうとう、経小屋山に夕日は沈んでしまいました。
桟橋方面、フェリーが宮島口へ帰っています。
一足先に岩船岳からピストンで前峠経由で桟橋迄帰った4人の仲間達が
乗船しているかも知れません。
暗くなった対岸も、白い 王舎城 はまだ見えていました。
網の浦隧道や、大元隧道の二つのトンネルを通過します。
大元隧道を抜けると大元公園に到着です。
出発した大元公園登山口の近くまで戻ってきました。
大元神社の前。
大元公園などの謂れ
国民宿舎 杜の宿
ちょっと寄って同窓会の確認などをしました。
夕闇の中の 大鳥居、砂場や御笠浜の広場には、
外国人などの宿泊者等、たくさんの人々が、遊んでいました。
厳島神社、まだ朱色の廻廊が明るく見えていました。
殆ど店仕舞している中遅くまで開いてている店も有りました。
五重塔や千畳閣 の下を通過する時にはもう真っ暗でした。
宮島桟橋には18:35に到着しました。
参加された皆さん、長時間の 岩船岳登山 ご苦労様でした。
また、最後まで読んでいただいた読者の皆さん、有難うございました。
(終了)