怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

12月16日水曜日

2009年12月16日 | 風景
12月16日水曜日、外気温氷点下2度。
曇っていると湿度が比較的高くなるようである。60パーセント。

右のクリスマスツリーは語学学校のもの。シンプルな装飾が清々しい。


ここからはちょっと汚いものが並ぶので要注意。
日本へ旅行した多くのドイツ人の印象は
清潔な街並み、である。
今年の帰省時に五人のドイツ人仲間と東京で会ったのだが、
みな、相談したかのように同じことを言うので驚かされた。
多くのドイツを旅する日本人の印象の印象が
美しい街並み、であることを考えると、よくわからなくなる。
清潔と美しさって、違うものなのかしらって。

そういう訳で、「不衛生なドイツの街」というテーマで今日、撮影を試みて成功したので報告。


これは中央駅前のバスターミナルのベンチと地面。
ここだけでなく、この街(またはドイツ一般の街)のアスファルト舗装はどういうわけか
丸いシミのようなものが付いていることが多く、あまりきれいに見えない。
噛んだ後のガムなのだろうか?
そんなに大勢の人がガムを口にしているようには見えないのだが。


これは「痰」である。
「カーーーーッ、ペッ!!」
という威勢のいい音をこちらで聞いたことがないので、
ここには道に痰を吐く人はいないものだと思っていた。
っていうか、人種的に痰がでないと思っていた、あはは・・・・
彼らは静かに、ひっそりと痰を道に吐くのだぞ、私は現場を見てしまったから本当である。



ばっちいゴミ箱・・・
夫は東京周辺にゴミ箱が少ないのを嘆いていた。
テロリスト・家庭ごみなどの対策としてなくなっている事を説明した。
が、ゴミ箱のメンテナンスも大変な人件費がかかるのではないのだろうか。
このゴミ箱を見ていると、そんなことにも気づかされたものだ。



これは街中のバスターミナルだ。
学校がたくさんあるので、正午から16時ごろにかけて日本で言う小学校高学年から高校生くらいの子供達でにぎわう。
おそらく、彼らの落し物なのだろうか、タバコの吸殻だらけである。
もちろん、正体不明の丸いしみもある。
確かに、こういった風景と比べると日本は衛生的に感じるだろう。

東京を同行したミュンヘン南部に住むドイツ人エリさんによると、
ドイツでは住人や店の持ち主がその周辺の公道を掃除することはあまりないのだそう。
一緒にカフェで休んでいるそばで、店員が道を掃き掃除しているのを目撃した彼女の言葉だ。

クリスマス前に、汚い画像を並べる悪いりす~

地面をあまり見なければ、ドイツも衛生的かもしれない・・・
いや・・・高速道路の無人の公衆トイレの卒倒しそうな汚さ、
バスの座席シートや床面の手入れの悪さを思い出すと、衛生観念の違いに泣けてくる。

ごめんなさい、数日後にはここのちゃちい・・・おっと、ちっちゃいクリスマスマーケットの写真を掲載するよう、努力したい!!