怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

たくさん食べなくては負ける

2010年06月03日 | お菓子

義母のケーキ。先週焼いたプラムケーキだ。
天板の大きさは、置かれた日本から持参のしゃもじから想像してほしい。
乳脂肪率40パーセントのチーズを小麦粉に混ぜた生地の上に、カスタードクリームと去年収穫したプラムを載せて焼く。
一切れの大きさは5×6~7cmほど。このケーキ、いや、こちらのケーキは日本での一般のレシピより糖分油分が多いようで、ずっしり重い。
日本人平均成人女子がこれを間食に食べるとすると、一切れかな。
私の場合、義母が目の前にいたら二切れ、いないと一切れだ~ああ、神経遣うぞ。
男性だったら2切れいくらいかな。でも日本人男性は甘い菓子類を好まないからやはり一切れか?

天板の空いている部分は義父母たちが一度の間食で平らげた量である
つくづく日本人とドイツ人の普通の生活での体力差を見せ付けられるようで、
日本人のよわよわしさにがっくりくるものである。

日本の高齢者だったら、このケーキ、一切れで満腹のはずだ。

さて、これは高齢者だけではなく、国民全体の食べる量だって、
絶対、日本は負けているはずだ。
こんなに食べる量が違うのだから、身体そのものだって、まったくつくりがちがうだろう。

単純に考えて、とっくみあいのけんかをした場合、ドイツ人に勝つ可能性は少ないと思う。
スポーツなど、もともとは戦闘要員を鍛えるために始まったものらしいではないか。
スポーツの国際試合で日本人がドイツ人に勝つ、なんて夢のような話に思える。
義父母の食べる量を目の当たりにすると、そう思う。

量ばかり食べるのがいいとは思えないのだがね。
ちまちまとたくさんの食材がきれいに並ぶ日本の食卓と、あまりバリエーションのないこちらの食習慣を比較すると、そう思う。
いろいろと少量づつ食べるのは、きっと、脳の発達にいいのだぞ、あは~、賢い日本人~

日本の平均摂取カロリーは非常に低くなっているそうではないか?
BMI,腹囲測定、体脂肪率、これらを真剣に気にしているドイツ人が存在するのか疑うほどだ。

日本人、何事も負けないよう、もっと食べてもいいのではないかと思う私。










おまけ写真。
ロシアスーパーで買った、サバの缶詰。
塩味が非常に濃く、残念なことに私の口には合わず。
もちろん、さかなを食べなれないウチの家族もにおいの段階で却下。
ああ、ゴミ箱行き~