怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

お医者さん変更

2012年07月17日 | いろいろ
今まで通っていた医師は、夫のお気に入りだった。
夫は日本在住時から大腸内視鏡検査が大好きだったのだが、この医師はその内視鏡検査が得意である。
また、年齢と見かけが良く似ていることも気に入っている理由のひとつかもしれない。
痩せ型、色白。
おとなしい夫でも彼とは雑談で盛り上がることもできるらしい。

が、私にはお気に入りではない。
いろいろあるのだが、とどめはこれだった。3月だったか4月だったか「通訳」のために義母が同行したことがある。(もちろん義母は日本語など一言も知らないのだが、専門的な医学用語などを私が正確に聞き取ることはムリなので後で教えてもらう)
いろいろ検査した結果、何も無い、ということだった。
彼は義母を目の前に「お義母さんとの同居でストレスが大きいのでは?」と楽しそうに言い放ったのだ。
義母の不機嫌振りを想像してもらいたい。

人気があり、いつも混雑していて予約していても1,2時間待ちは当たり前のこの医師、
私という顧客が一人減っても大丈夫だろう。

ということで、義母お勧めの彼女のホームドクターに行ってきた。
挨拶代わりに健康診断を受けることにした。血液と尿を採取。受付のかなり太い女性たちは新参者の異人種にてきぱきと指示。
義母がこっそりと話した。「昔はもっとほっそりしていたのよ」。

数日後にいよいよその医師と対面。
「異常ありません」という結論から、いろいろ雑談になった。
「なぜここに住んでいるのか」とか「日本ではどんな仕事をしていたのか」など、あまり関係なさそうな質問に及んだ。
「ドイツ語が上手ですね」と言うので、もしかして彼女、私のドイツ語力のチェックをしていたか??
今後の付き合いで、患者に物を言ってもわかってくれないのは医師としても困るだろうからなぁ。
そうそう、医者に行くときはいつも電子辞書を携えて行くのだが、どの医師もこの日本の素晴らしい小道具に感嘆の声を上げる。
目の前で小型PCのような辞書を操作しながら話す患者はなかなかいないだろうっ!

というわけで、新しい私のホームドクターとの顔合わせは無事に終了。
前の医師はバスや車でないと行けなかったが、今度のところは自転車25分。歩いて40分くらいかな。
自力でいけるのは重要なところだ。(本当に具合が悪かったらムリなのは明白、40分歩けるかっ!!)

以下は検査結果の一部。

日本在住時の検査結果記録も持ってるので、その頃のと比較したりして楽しんでいる。
食生活が激変しているにもかかわらず(気をつけてはいるが)医学的にはまるで問題がないのが凄すぎる、と感心しているところ。